表紙写真:New York Post
プレイオフ2023の2回戦がいよいよスタート〜‼今日はESPN放送で解説はドリス・バーク、実況はマーク・ジョーンズ。
今のニックスにとってなかなかの未知の世界に入って来ててドキドキ〜!皆んな頑張れ!
スタメン
バレット、オビ、ミッチ、ブランソン、ハート
*ランドルはお休み それでもシュート練とか出来るようになって良かった♡↓元気そう
スタッツ
ヒート
ニックス対ヒート 注目マッチアップ
シリーズ前に両チームのマッチアップで注目するところをまとめた記事が出たので見てみます(記事の数字をそのまま使っています)
New York Post:Breaking down Knicks-Heat second-round NBA playoff matchupsより
ニックスの3pt.シュート 対 ヒートの3pt.ディフェンス
プレイオフ1回戦で28.2%と最も3pt%が悪かったニックス。対戦相手だったキャブスはレギュラーシーズンのディフェンスが1位だったので、数字が悪かった理由の一つは”相手のせい”と言うこともできる。
ヒートはペリメーターディフェンスでトップレベルのオラディポが居ない為、スリーのディフェンスにストラグルする可能性がある(1回戦の相手だったバックスのスリーは37.9%)。
アドバンテージ:引き分け
ヒートの3pt.シュート 対 ニックスの3pt.ディフェンス
ヒートはワースト3pt.シュートチームの一つ。レギュラーシーズンは34.4%でリーグ27位だった。が、1回戦対バックスではGame1でヒーローを右手骨折で失ったにも関わらずシューティングに火がつき45%を記録。
ニックスのスリーのディフェンスはキャブスを32.7%に抑えた上(レギュラーシーズンは35.7%)、アテンプトを30.6本と1回戦では3番目に少ない本数に抑えた。
アドバンテージ:ニックス
リバウンド
ミッチェル・ロビンソンを始めニックスはキャブスを平均8.2アウトリバウンドしている。セカンドチャンスからの得点は1試合平均18.2点。オフェンスリバウンド%は39.4%で1回戦ではダントツ。レギュラーシーズンも同じくらい優秀でニックスのアドバンテージになっている。
ヒートは1回戦でバックスにアウトリバウンドされていたが、ディフェンスリバウンドは良かった。レギュラーシーズンでのディフェンスリバウンド%は73.3%。
アドバンテージ:ニックス
ファウル獲得数とフリースロー
ニックスはレギュラーシーズンでFTアテンプト3位(25.5本)。1回戦でもほぼ同じ数字だがFT%76.1%は下から3位。
ヒートはレギュラーシーズンのFT83.1%でリーグ2位。1回戦対バックスでバトラーのFTは平均9.6本。
アドバンテージ:ヒート
ニックスのペイントでの得点能力 対 ヒートのインテリアディフェンス
ヒートのレギュラーシーズン1試合平均ブロックは3でリーグ最下位。ニックスの強みはブランソン、ランドル、バレット、クイックリーによるペイントアタック。
アドバンテージ:ニックス
ヒートのペイントでの得点能力 対 ニックスのインテリアディフェンス
キャブスとのシリーズではミッチとハーティが2人で平均3ブロックでインテリアを支配。ヒートのペイントでの得点は46.3点でリーグ24位。アンダーサイズのヒートはニックス相手にインサイドでの得点に苦労するだろう。
アドバンテージ:ニックス
選手層・ベンチ
ニックスがキャブス戦に勝つ鍵となったベンチの活躍。ハートを筆頭にシックスマン賞ファイナリストのクイックリーやハーティ、オビは大きな財産。(グライムスやランドルの怪我でハートやオビがベンチからスタメンになる可能性はある)
ヒートにとってオラディポとヒーローの欠場は痛手。が、マーティンとロビンソンのプレイオフでのパフォーマンスはレギュラーシーズンを上回っている。
アドバンテージ:ニックス
コーチ
トム・ティボドーはこの3年で球団を2度プレイオフに導き、2013年以来始めて2回戦出場を果たした。これまで頑固でアジャストしないと言われてきたが、今シーズン不安定なスタートをした後は若手を起用。更にキャブスとの第4戦では不調のランドルを4Qでベンチに座らせたまま勝利した。
一方スポーツ界のトップコーチの1人と考えられているエリック・スポールストラ。ヒートのコーチ歴15年間で2度優勝、プレイオフに出場しなかったのは3回だけ。
アドバンテージ:引き分け
不確定要素
10年ぶりの2回戦出場はニックスにとってほとんど新しい領域。それに対し、3年前に NBAファイナルに進出し、昨年春には東のカンファレンスファイナルに進出したヒートは経験豊富でプレイオフにおいて道を見つけることに慣れている。経験は重要で、この分野においてヒートには大きなアドバンテージがある。
アドバンテージ:ヒート
以上です〜。数試合終わって見返して見ると、両チームのアジャストがすごいな〜って感じます‼
コーチインタビュー
Knicks React to Game 1 Loss To Heat At The Garden | New York Knicks
「2Qのクローズが良くなかった。3Q最初はボールプロテクションが悪かった。ファイトバックして1ポゼッションゲームにまで追い上げたが、我々は明らかにもっとシュートを決めなければならない」
キャブス戦ではリバウンドが圧倒的だったが→ 「リバウンドはまあ取れた。が、相手はスリーを13本決めたのに対し我々は7本だった、その違いも大きかった。そしてフリースロー。相手は29本も打っていた」
最後5分でバトラーが倒れたが、そこから”彼をアタックすること”などの指示はあったのか→ 「そうしようと思ったが、彼は良い選手なのでそこからも勝つ方法を見つけた」
本数をもっと打つなど、スリーについて考えがありますか→ 「試合がどうすべきか教えてくれる。フリーなら打つこと。ディフェンスが縮まった後は正しい判断をすること」
3Qでベンチに下がるまでオビだけがスリーを決めていたと言っても良いと思うが、4Qでプレーしなかった理由は→ 「マッチアップの問題」
3Q最初で(ラブのロングパスから)相手に、特にバトラーにやられていたが改善の方法は→ 「フロアバランスを考える前に、まずはバスケットを守ることを最優先するべき」
1回戦でニックスのスリーが28%だった事について→ 「オープンだったら打たなければならない」
試合序盤ではペイントアタックをしていたのが4Qでは変わったようだが→ 「もっとシュートを決める必要はあるが、ペイントでの得点が60点だったのは良かった。フィルムを見てみたい。多くの接触があったにも関わらず(笛を)もらえなかったようだ」
4Qのマッチアップについて話していましたが、オビが18得点8リバウンドだった事についてどう感じていますか→ 「非常に良かった。彼のプレーは非常に良かった」
ブランソンについて、マイアミは”リズムを崩そう”と何かしたと思いますか→ 「特にそうは感じない。相手は彼に強くあたってくるが、今後どの試合でもそうなるだろう。スリーが決まらなかったが、ほとんどは惜しいシュートだった。レギュラーシーズンでスリーの確率は40%以上。彼のシュートには自信を持っている」
バトラーの出場時間にハートの時間を合わせようとしていると思うが、ゲームプランで(フロアに)もっとシューターを増やす事についてどのように考えているか→ 「良い質問だ。ハートは良いシューターだ。打つのを迷ってはいけない。グライムスはコンディショニング中。バトラーについてはサイズが問題で、それが大きい」
ランドルが居ないことの痛手は→ 「メディカルとランドル本人の判断を信用している。今日はランドルが居る場合、居ない場合の両方をプランした。居ないと決まればそれで準備をする。我々には十分すぎる選手が揃っている」
ってお話です。
まとめ
試合はビンセントの連続得点から5−0でスタート。ニックス10年ぶりのプレイオフ2回戦、最初の得点は開始1分半ハートのツー‼皆んなの集中力がすごく伝わってきて見てる私もドキドキ〜。開始5分45秒ニックスタイムアウトでやっとホッって息吐いた〜!そして直後に15−16とニックス初のリード。このQ、バレット11点、オビの5リバウンドとダンクコンテスト、全員のディフェンスでヒートのスリーを4−17に抑えて21−32ニックス11点リードで終了。 2Qヒートの連続得点でスタート。その後はグライムスのスリーとFT。「オビのあちこちディフェンスとシュートチェックの高さがスゴい」って解説のドリスが褒めまくり。ラウリー対ブランソンのビラノバ対決もアツい。そしてバトラー対ハート。残り4分10点リードからヒートがじわじわ迫ってきて50−55ニックス5点リードで終了。前半ビンセント14点、バトラー11点。ブランソン15点、バレット13点。ニックスのスリーは3−16(18.8%)涙〜
3Qオビとバレットの得点で始まったけど、ヒートも迫ってくる。ストゥルースのスリーが決まり残り8分半61−61同点、ラブのロングパスからストゥルースのツーで63−61逆転された!その後もラブの”あの”ロングパスからバトラーが得点を続けやられすぎ〜残り5分半74−66ニックス8点ビハインドでピンチ〜!。。と思ったけどオビのスリー、ブランソンのツーで2点差まで追い上げた。その後はターンオーバーとヒートのタイムリーなスリーでまた点差が開き81−75と6点ビハインドで終了。ニックスのスリーは2−13(15.4%)。オビの2本だけ〜悲〜
4Qヒートの得点が続いて87−78と9点ビハインド。残り6分半ミッチのダンクとハートのツーで93−90と3点差に迫る。そして残り5分95−92の時にバトラーが足首を抑えて倒れてる〜!皆んな怪我に気をつけて〜 ハートと接触して右足を捻挫したみたい。バトラーはフリースローを2本決めて97−92。その後も下がらずほとんど動けないのにプレーを続けてヒートの7−0ランから104−94とビハインドが広がる〜!なんで〜?! ニックスはターンオーバーの連続で4分間得点無し。残り1分バレットのFTが1本決まり、やっと得点。最終は108−101でニックス届かず〜。
メディアや解説、MSGポストゲームで指摘されていたのは。。
ヒートは10人ローテ、ニックスは8人ローテ。ターンオーバーはヒート8に対しニックス13。そしてニックスのスリーが7−34(20.6%)。ブランソンのスリー0−7、ハート0−4、バレット1−5、クイック1−4。そしてニックスベンチのパフォーマンスは良くなかったけど、ヒートのベテランベンチはラウリーはじめ非常に良かった。。って。
今日はランドル居なくて大変な中、皆んな頑張った〜。シリーズは始まったばかり。ここからアジャストを繰り返して頑張ろう!
Let’s Go Knicks!!!!!
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