コロナ世の中でパフォーマンスの会場が開いたり閉まったり。。イベント関係の方やアーティストのみなさんの苦労は計り知れません。これまで、ライブが当たり前と思っていたイベントもオンラインを考慮していかないと前に進めない。
これまで香港には数々の海外アーティストが来て、わたしも数え切れないくらいのイベントに足を運んできたけど、今はコロナ世の中。それもなかなか叶いません。
そこで今回初めてオンラインでコンサートを聴いたので、メモとして感想を残しておこうと思います。
香港アートフェスティバル
現在第49回香港アートフェスティバルが行われています‼(2月から始まってたんだけど。。すっかりコンサートとか諦めてたので、地下鉄の広告で気付く〜)
→The 49th Hong Kong Arts Festival 2021香港藝術節
このホームページのPerformancesをクリックするとイベントのリストが出てきます。ジャンルからオペラ、音楽、演劇、ダンスを選んで、カテゴリーからオンラインか会場かイベントを絞ることが出来ます。
見たいオンライン・パフォーマンスの申込み方法
オンライン・パフォーマンスは無料です‼
暗証番号やアカウントの開設必要ナシ。メールアドレスだけで誰でも簡単に視聴できます!
で、わたしが選んだのはこちら。2015年の第17回ショパンコンクールで2位だったシャルル・リシャール=アムランのオンライン・コンサート。
見たい演目を選ぶとREGISTER NOWって出るのでタップ
で、次に出るここにメールアドレスを入れてSubmitするだけ
演奏期間開始2日前にもメールでリンクが来ますが、まだ視聴できないので放置。。
当日メールが来たらリンクをクリック!
申し込みに使ったメールアドレスを入力してログイン
期間中いつでも楽しめます。終わってしまった演目もありますが、4月も続くのでチェックしてみましょう!
シャルル・リシャール=アムラン
シャルル・リシャール=アムランってショパンコンクールのファイナルで協奏曲の2番を弾いた数少ないピアニストの一人なんです。
↓詳しくは。。
そして最近ではコンクールでのピアノ選びが話題になってますが、ファイナルまでずっとヤマハのピアノを弾き続けました。ヤマハのピアノが大好きだそう。1位のチョ・ソンジンはスタインウェイ
そんな彼ですが、今回のこのアートフェスティバルではスタインウェイを弾いてます。
本日のプログラム
記念にプログラムも載せておきます。プログラムも全てオンラインで見ることができます。同じリンクでプログラム1・2・3全てにアクセスできました。
実際聴いてみて。。
アムランの演奏、オンラインのみで実はライブで聴いたことありません。よく「自然体」と言われてるけど、飾らないというか、誠実というか、丁寧で、正確。技術と安定感が素晴らしい。そして歌に次ぐ歌。機会があれば是非ライブの演奏会に足を運びたいピアニストです!
コンサートが久しぶりすぎて嬉しい〜!反面、海外アーティストのライブコンサートがない寂しさ。。
そして問題に気づきます。どーやって聴くか。
最初はiPadで演奏にアクセス。アップルTVでリビングのテレビ画面に映して見てみました。大きな画面で見て良いのは、ライブ感が出るのと手がよく見えること。あと画面の大小は関係ないけど、アムランはペダルが繊細と言われてるのに足元が自由に見えないのは残念でした。
そして問題が。。。これはわたしの家だけの問題かもしれないけど。テレビだと音がイマイチです〜!ペダルを使って音が重なってきたときの厚みがない。。音にライブ感がありません〜。
ヘッドフォンで聴いたほうが音が断然良いことがわかりました。でもコレだとYouTubeやCD、DVDとの区別はなんなんだ。。って気にもなり、ライブ感は減ってしまいます。テレビの前に座って家族や友達と一緒に見たりもできない。
テレビにスピーカーつけるのか。。より良いヘッドフォンを使うべきか。。クラシックとポップス同じスピーカーで良いのか。。もう音にこだわりだしたらキリがない!
第18回ショパンコンクールは開催されてほしいけど、ライブストリームされる演奏をどうやって聞けばよいのか、今から考えるきっかけになりました。
まとめ
アートフェスティバルは4月も続きます。実は音楽以外のジャンルで実際会場まで時間をかけて行くとなると、これまではどうするか迷ってた演目もけっこうあるんです〜。チャイニーズ・オペラなんてその代表!←ワタシ的に
せっかくだからこの機会に是非いろいろ試してみようと思います〜
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