↓第18回ファイナルの日程他
↓ショパンコンクール関連記事のリスト
最近の国際ピアノコンクールでは違うブランドのピアノが数台用意され、そこから好きな1台を選べる事がほとんどになってきてます。
昔はほとんどスタインウェイ一辺倒、そこにチョイスとして入ってきたのがヤマハとカワイ。そして最近ファツィオリ。
ショパンコンクールには各メーカーとっておきの1台を送ってくるので、コンテスタントのピアノのチョイスも最近は話題になってとっても興味深いんです!
ショパンコンクールのピアノ選び
前回までは
- スタインウェイ(1927年第 一回から採用)
- ヤマハ(1985年 第11回から採用)
- SHIGERU KAWAI(1985年 第11回から採用)
- Fazioli (2010年 第16回から採用)
の4台が公式ピアノとなってます。
じゃあ第18回は?
ショパンコンクールの公式サイトによると、要訳↓
前回のコンクールではファイナリストのほとんどがスタインウェイかヤマハを選んだので、この2ブランドは第18回公式ピアノに別枠として決定。
それ以外のピアノブランドは権威あるコンサートホール又はメジャーな国際ピアノコンクールで10年以上の実績があれば、ショパンコンクールへの参加が許可されることがある。その数はトータル3台を超えない。
生産者は各ブランド1台をピアノの審査に出すことができる。
https://s3.eu-central-1.amazonaws.com/media.chopin2020.pl/d47412f72474488586db7fb18a33ab2b.pdf
なるほど、道は険しい。
う〜ん、がんばれカワイとファツィオリ!
コンテスタントは「鳴るピアノ」を求めてる場合が多いとか。
ショパンコンクールのファイナルでカワイとファツィオリを聴きたい!
3rdステージやファイナルでカワイとファツィオリの音をもっと聴きたい!って思っているのはわたしだけではないと思うのだけど、この2台を選んでくれるコンテスタントがなかなか少なくて。。
その理由をいろいろ調べてみると。。
1.カワイは弾きこなすのが難しい
2.ファツィオリは採用されたばかりでデータがなさすぎる
3. 前回はスタインウェイ以外は一年ほど前に作られた楽器だったらしいけど、スタインウェイは会場に備え付けだから弾き込まれてる。(この違いも大きそう!)
4.コンテスタントがピアノを選ぶ時間は15分ほどだそう。(4台の中から1台を15分で選ぶってー!)だからどうしても、日頃練習に使っているブランドを選びがち
などなど。。
この様子↑をみれば、ピアノからピアノへの移動の距離もなかなか。。
誰だって知らないピアノを弾くのはコワイ。しかも1台あたり平均4分ほどで選ぶのは難しい。
参加者のみなさんがどのブランドのピアノを日頃から使ってるかアンケートしてほしいかも‼
やっぱりヤマハとスタインウェイが圧倒的なのかな。
(実はヤマハのピアノは第16回のショパンコンクールで初優勝しています!っていうのは、優勝したユリアンナ・アヴデーエワさんが一次予選からファイナルまで同じヤマハのCFXで演奏したんです。)
コンクールにはどのメーカーもとびきりの1台を用意してくる訳だから、第18回はどんなピアノが用意されるのかすっごく楽しみ!
反田恭平さんは第18回でファツィオリを選ぶ?
↓多くのパフォーマンスでファツィオリのピアノを弾いている反田恭平さん。予備予選でも素晴らしい演奏を披露してくれました。ショパンコンクールが楽しみです!!
第18回に参加するピアニストのリストと課題曲一覧
牛田智大さんは予備予選免除で1次予選から
↓1次予選での演奏
追記・ファツィオリ優勝しました〜
第18回ショパンコンクールで優勝したブルース・リウさんはファツィオリを演奏されてました!
↓ファツィオリの記事はこちらに沢山!
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