コロナ世の中でABRSMの試験がキャンセルになって、代わりのチョイスとして課題曲の録画だけで受験できる「パフォーマンス・グレード」試験が注目されてますが。。
↓パフォーマンス・グレードってどんな試験?
受験にあたり、伴奏が必要な楽器がたくさんあります。
コロナ世の中だからこそ、録画で受験できるパフォーマンス・グレードが時期をはやめて紹介されたわけですが。。伴奏の人と一緒に部屋に入って練習したり録画したりだとソーシャル・ディスタンシングは?って思います。
ABRSMから、受験の際の伴奏に関して、コロナ状況下での対応が発表されてるので、今日はそれについてまとめてみます。
香港のサイトで発表されている情報です。今後もその都度チェックが必要です。
パフォーマンス・グレード受験の伴奏に関して、コロナ状況下での特別対応
↓ABRSMのこちらのページを参考にしています
Special Covid-19 arrangements for accompaniment in remotely-assessed Performance Grade exams
受験の際、通常は生演奏での伴奏が必要とされてますが、ソーシャル・ディスタンシングが必要とされている、今の世の中に柔軟に対応するためにいくつかオプションが用意されてます。
これらのオプションは現時点では少なくとも2021年1月31日まで有効です。それ以降はその都度見直される予定です。
-全ての伴奏オプションにおいて、受験者が演奏中、確実に伴奏が聞こえるようにすること。
-どの方法の伴奏(無伴奏)オプションをとっても平等に評価されるよう、審査は受験者の演奏そのものにフォーカスされます。
生演奏
これまでのABRSM実技グレード試験を受験のとき同様、生演奏での伴奏が可能であればこれが最も推奨される方法。
伴奏はピアノ演奏の代わりにギター演奏などでも可能。曲によってはピアノ以外の楽器での伴奏譜が出版されてます。
無伴奏
無伴奏の場合、短い休みは楽譜通りに、数小節ある場合は短くして演奏する。
Web会議サービスを使った生演奏
コネクションが確実な環境において、先生、またはピアニストがWeb会議サービス(Zoomとか)を使って伴奏を提供。一般的に時差が生じるので、お互いにライブで演奏を合わせるより、受験者は録音した伴奏に合わせての演奏、という方法が最も効果が期待できる。
録音による伴奏
先生、またはピアニストが予め用意した録音を伴奏にする。
すでに発売されてるCDによる伴奏
シラバスによっては、ABRSMから出版されている課題曲集に付属の伴奏CDがあるので、それを利用することができる。ABRSMのサイトから個々の曲の伴奏をダウンロードすることも可。
上記の方法をいくつか合わせて利用する
選んだ課題曲ごとに合った伴奏方法を、上記のオプションから複数選ぶことが可能。
歌で受験する場合の例外措置
歌での受験者は自分で伴奏を演奏することも可能。自分で伴奏することで試験の評価が左右されることはなく、自分で伴奏しない場合とまったく同じように評価される。
まとめ
オリジナルのページはこちら。受験の際はよく読んで先生と相談するのが良いと思います。
問合せは。。
香港の代表事務局
→Hong Kong Examinations and Assessment Authority
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