表紙写真:G.Schirmer
エフゲニー・キーシン
↓キーシンって
2024年11月16日ピアノリサイタル@香港文化センター
キーシンが11月に来港!プログラムなど詳細はこちら →Piano Recital by Evgeny Kissin
無事にチケットをゲットしたのでピアノリサイタルに備えてプログラムの曲目を予習してます〜
予習1 ショパン:幻想曲
予習2 ベートーヴェン:ピアノソナタ第27番
今日はブラームス!
ブラームス :4つのバラード Op.10
↓曲の解説はこちら
Op.10-1「エドワード」
1番についてはWikipediaにこんな説明があるけど
第1曲は、ヨハン・ゴットフリート・ヘルダーの編纂した詩集『諸国民の声 “Stimmen der Völker” 』所収のスコットランドの民族詩「エドワード」に霊感を受けている。空虚5度やオクターヴ、単純な三和音の多用は、おそらく神話的な過去の雰囲気を与える効果が意図されており、ブラームスのケルト的様式(オシアン様式)の作品の好例の一つとなっている。
このスコットランド民族詩「エドワード」は父親殺しの話として有名。
詩の中で父を殺したエドワードと母親の対話があるそうで、もっと詳しく‥と思いこの詩を日本語にしてくれてるサイトがあったので読んでみると。。実はエドワードに父親を殺せと言ったのは母親だったってことで、え〜〜‼なんでなんで〜⁉ってなったけどそれ以上の詩はないのです。
詩は短いので興味があればこちらのサイトの方々が日本語を載せてくれてます→やまなか・ みつのしのバラッド・トーク:第16話 父親殺しは母親の指図!/ 風の音が聞こえますか:ブラームスのバラード「エドワード」(1)
詩が曲の構造に反映されている解説はこちら→風の音が聞こえますか:ブラームスのバラード「エドワード」(2)
いろいろ想像してしまいます。そしてこれを演奏するならどのくらい暗〜く弾くのか、重〜くいくか、じゃあテンポは?どこまで鬱々したものか‥。ブラームスって「弾くの難しそう〜」って実はいつも思ってます。音が無いとき、音を伸ばしてるとき、この「間」をどーしたものか。この「間」を埋めるにはやっぱり大人の演奏が必要なのでは??って解説見るとバラードを作ったときのブラームス21歳!うーん。。だからこそこの曲はピアニストの皆さんがどのように演奏するのか興味湧きます!因みに私はヘブンリーに始まる2番も好き♡
楽譜付き:クリスチャン・ツィメルマン
クラウディオ・アラウ
好き♡
アルトゥーロ・ミケランジェリ
- Beethoven Sonata № 12 op.26 00:00
- Sonata № 11 op.22 20:41
- Schubert Sonata a moll D 537 47:27
- Brahms 4 ballades op.10 1:12:38
グレン・グールド
暗〜〜い。そして美しい。演奏がグールドすぎ(私見です〜)
エミール・ギレリス
アルトゥール・ルービンシュタイン
Ballade, Op. 10: No. 2 in D Major
Ballade, Op. 10: No. 3 in B Minor
Ballade, Op. 10: No. 4 in B Major
イム・ユンチャン
4つのバラードは、この4曲をどう捉えるかも解釈の一つかなと思うけど。ユンチャンが2番と3番の間でけっこう長く間を取っているのが印象的でした。フレージングや強弱の解釈も新しいと思うところがあちこちあって(単に私の勉強不足かもだけど)とても興味深かったし私は好きだった。この曲を作った時のブラームスと同じくらいの年齢のユンチャン。若い人たちが自分のバラードを練って練って弾いてくれるの楽しい♡
いつもページに貼ったリンクは全部聴いてるけど、同じ楽譜からこれだけの演奏が生まれるって音楽ってホント深いです〜
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