パフォーマンスグレード試験を受験する場合、課題曲4曲を演奏しているところを編集なしに録画するのですが、プログラムの長さに制限があります。
2つの制限時間
4曲のうち3曲はABRSMのシラバスA・B・Cのリストから各1曲ずつ選びますが、4曲目はリスト以外から選ぶことも可能です。
その際、いろいろな長さの曲があるので、曲選びの目安のためにも以下の2つの制限時間が設けられています。
- Minimum duration 自分で選ぶ4曲目に最低限必要な演奏時間
- Maximum programme time プログラム全体が超えてはいけない制限時間
グレードごとの制限時間をチェック
パフォーマンスグレードのシラバスをダウンロードする
以下の順番でホームページからパフォーマンスグレードのシラバスをダウンロードできます。(リンク貼っておきました。そのままクリックしてもOK)
ABRSMホーム → Our Exams → Performance Grades → Key Information → Syllabus Downloads
このシラバスにある課題曲リストは実技グレード試験の課題曲と同じです
制限時間
自分の楽器のシラバスをダウンロードしたら、目次の Selecting repertoire(課題曲を選ぶ) のセクションに
- Minimum duration 自分で選ぶ4曲目に最低限必要な演奏時間
- Maximum programme time プログラムが超えてはいけない制限時間
が書いてあります。
バイオリンのシラバスを見てみる
パフォーマンスグレードのシラバス リンク → 弦楽器(PDF)
こんなかんじでダウンロードされます。3ページ目に制限時間の表があります。
制限時間の欄を拡大して見てみます↓
例えばグレード6を受験する場合、4曲目として自分で選ぶ曲の演奏は最低1分30秒の長さが必要です。プログラム全体としては15分以内におさめます。
ピアノのシラバスを見てみる
パフォーマンスグレードのシラバス リンク → ピアノ2021&2022(PDF)
バイオリンと同じ要領です
バイオリンと制限も同じ
合格のポイント
ABRSM のチーフ審査員ジョン・ホルムズさんが教えてくれる評価される「良いパフォーマンス」についてはこちら
プログラムの作り方
同じくホルムズさんが「プログラムとは何か」「曲の順番」について教えてくれています
課題曲のA・B・Cリスト
↓ABRSM関連記事のまとめ
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