ショパンのピアノ・ソナタ第3番が好きでいつも色々なピアニストの演奏を聴き比べしてるんだけど、毎回YouTubeで探すのも大変なので今回ここにまとめました!っていう大変趣味的なページです。曲の解説をしたり、各ピアニストの演奏を評価したりする記事ではありません。
といっても、どんな曲なのかぜんぜん分からないってゆうのも。。なので、ピティナの「ピアノ曲事典」よりリンクを貼っておきます。
- 作品について→ ショパン :ピアノ・ソナタ 第3番 Op.58 ロ短調
*YouTubeに、演奏された年や場所や楽章ごとのリンクが有る場合はそのままコピーして記載しています。情報が無い場合は動画だけで「いつの録音かな〜」って想像しながら聴いてます。
↓目次から好きなところを見てください
- エフゲニー・キーシン
- ショパンコンクールに参加したピアニスト
- マルタ・アルゲリッチ 1965年 第7回ショパンコンクール優勝
- クリスチャン・ツィメルマン 1975年 第9回ショパンコンクール優勝
- イーヴォ・ポゴレリチ 1980年 第10回ショパンコンクール3次予選進出
- スタニスラフ・ブーニン 1985年 第11回ショパンコンクール優勝
- ユンディ・リ 2000年 第14回ショパンコンクール優勝
- ラファウ・ブレハッチ 2005年 第15回ショパンコンクール優勝
- ユリアンナ・アヴデーエワ 2010年 第16回ショパンコンクール優勝
- ダニール・トリフォノフ 2010年 第16回ショパンコンクール3位入賞
- チョ・ソンジン 2015年 第17回ショパンコンクール優勝
- ラオ・ハオ 2021年 第18回ショパンコンクール ファイナリスト
- 追記:反田恭平、マルティン・ガルシア・ガルシア〜ショパンと彼のヨーロッパ音楽祭
- ショパンコンクールに参加していないピアニスト
エフゲニー・キーシン
キーシン大好き。↓キーシンのこの演奏を聴くところからいつも私の聴き比べがはじまるんだけど。この頃はまだ演奏中にぐるぐるしてくれる。指が動いてるのが見えるのが嬉しい♡
演奏:1991年東京
- 1:57 – Chopin: Sonata No. 3 – Movement I
- 11:56 – Chopin: Sonata No. 3 – Movement II
- 14:40 – Chopin: Sonata No. 3 – Movement III
- 25:26 – Chopin: Sonata No. 3 – Movement IV
↓こちらはもっと後の演奏と思われる。。
アルバム:Chopin, Vol. 2: Sonata in B Minor; Mazurkas
ショパンコンクールに参加したピアニスト
ショパンの曲なので、ショパンコンクールに参加した皆さんが演奏してる3番はやっぱり気になります。参加が古い順に動画を紹介していきます。*動画はコンクールでのものとは限りません。
マルタ・アルゲリッチ 1965年 第7回ショパンコンクール優勝
このフィナーレはものすごいスピードだ〜!このアグレッシブでアツい演奏がアルゲリッチ〜 録音 1967年
↓こちらはいつの演奏なのかはっきり記述はありませんが最近ですね。因みに彼女1941年生まれ。スゴ過ぎです。。。カッコいい!
クリスチャン・ツィメルマン 1975年 第9回ショパンコンクール優勝
香港にも何度か公演に来てくれたツィメルマン。その度に聴きに行ったけど、今のツィメルマンも聴きたい!からまた来てほしい〜
演奏:London, 6.11.1977
イーヴォ・ポゴレリチ 1980年 第10回ショパンコンクール3次予選進出
ショパンコンクールで彼がファイナルに残れなかった事にプロテストしたアルゲリッチが「彼は天才よ」と言って審査員を辞めて帰ってしまったのは有名な話。 →Wikipedia:Ivo Pogorelich
何故いつも意見が割れるのか。。なんか分かる〜。うんうん‥
スタニスラフ・ブーニン 1985年 第11回ショパンコンクール優勝
優勝した時19歳!左肩と左足を怪我して以来リハビリしてたそうだけど、最近はコンサートもあったし元気になったみたいで良かった! ブーニンって自宅のピアノをファツィオリにしたそうですね〜。ファツィオリでの演奏も聴いてみたい!
演奏:1986年 live in Moscow
ユンディ・リ 2000年 第14回ショパンコンクール優勝
中国人初の優勝。アジア人としては、1980年に優勝したベトナムのダン・タイ・ソン以来二人目。
ブーニン以降のショパンコンクールは1位該当者なしが続いてたので、久しぶりの優勝!↓ユンディの話は始めると長くなるので記事にしてます〜
ラファウ・ブレハッチ 2005年 第15回ショパンコンクール優勝
ツィメルマン以来、30年ぶりにポーランド人の優勝となりました。彼の雰囲気がショパンに似てるって言われてましたね。
演奏:Verbier Festival 2008
ユリアンナ・アヴデーエワ 2010年 第16回ショパンコンクール優勝
アルゲリッチ以来45年ぶりの女性ピアニストの優勝。女性はドレスが多い中、シュッとしたパンツスタイルがカッコよくって話題になりました!
演奏:February 19, 2019
- I. Allegro maestoso – 0:17
- II. Molto vivace – 13:07
- III. Largo – 15:37
- IV. Presto ma non tanto – 24:42
ダニール・トリフォノフ 2010年 第16回ショパンコンクール3位入賞
そしてユリアンナ・アヴデーエワと同じ第16回で3位入賞したダニール・トリフォノフ。ファツィオリ演奏してます〜。 スッキリとクリアな音が演奏とあってるかんじ。2018年グラミー賞ではBest Classical Instrumental Solo賞も受賞してる。
チョ・ソンジン 2015年 第17回ショパンコンクール優勝
韓国人初のショパンコンクールでの優勝!いつもフレーズに惹き込まれちゃう←個人的。↓コレもすごい
演奏:2018年7月23日 Verbier Festival
- I. Allegro maestoso (00:03~ )
- II. SCHERZO : Molto vivace (09:35 ~ )
- III. Largo (12:11 ~ )
- IV. FINALE : Presto non tanto (21:30 ~ )
ラオ・ハオ 2021年 第18回ショパンコンクール ファイナリスト
↓ハオラオくん、この時17歳。これからが楽しみすぎる〜。この記事の3次予選で3番を演奏してます!
追記:反田恭平、マルティン・ガルシア・ガルシア〜ショパンと彼のヨーロッパ音楽祭
ショパンと彼のヨーロッパ音楽祭で、反田さんとガルシアガルシアさんが3番を演奏しています〜!反田さんはYAMAHA、ガルシアガルシアさんはFAZIOLIでの演奏です。
ショパンコンクールに参加していないピアニスト
キーシンを始めとして、ショパンコンクールに参加してない天才、もちろん居ます!
ラン・ラン
若い頃は難曲を弾くことばかり期待された時があったけど、今は音楽の幅も活動の幅も広がって本当に尊敬してる!それにしてもテクニックはやっぱりスゴイ
アルバム:Memory 2005 Deutsche Grammophon GmbH, Berlin
1楽章
2楽章
3楽章
4楽章
辻井伸行
アルゲリッチと違った意味で演奏がアツい!素晴らしすぎて涙出てくる‥とりあえず聴く!
という事で今回はこのへんにしておきます!
追記:グレン・グールド
グールドがすぎる演奏。ショパンを弾いていること自体珍しい。
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