表紙写真:New York Times
先日、中国とマカオに滞在する香港居民・非香港居民が隔離なしで香港に来ることができるようになりますって記事にしましたが(詳しくは↓)
過去2週間にマカオと広東省に滞在していた非香港居民の人たちが深セン湾出入境ポイントと港珠澳大橋出入境ポイントから隔離なしで香港に入れる「Come2hk」がスタート。その概要、条件、手続きの詳細を領事館がまとめてくれました〜
日本領事館からのお知らせメール
↓Come2hkスキームのまとめ。これまでの防疫措置も29日まで延長です
1 9月14日(火)、香港政府は、9月15日(水)に期限を迎える各種防疫措置について、9月29日(水)までの延長を発表しました。期限の延長以外に現行の措置からの変更点はありません。
(香港政府プレスリリース)
https://www.info.gov.hk/gia/general/202109/14/P2021091400605.htm
2 また,9月15 日(水)より、条件を満たした非香港居民が広東省及びマカオから入境する場合に14日間の強制検疫が免除となる「来港易(Come2HK)」スキームが開始されました。概要は以下のとおりです。
(1)申請資格者
香港入境前14日間に香港、広東省、マカオ以外の場所に滞在歴がない非香港居民(「回港易/来港易スキーム暫定不適用危険地域リスト:https://www.chp.gov.hk/files/pdf/at_risk_places_temporarily_inapplicable_under_return2hk_come2hk.pdf」に記載された地域は除外される)。但し、14日間には同地での強制検疫期間は含まない。
(2)利用人数制限
○深セン湾出入境ポイント:一日あたり1,000名
○港珠澳大橋出入境ポイント:一日あたり1,000名
(3)予約
予約はオンライン予約のみ。9月15日に予約開始し,毎週水曜日に次回利用者の受付を開始する。
オンライン予約サイト https://www.quotabooking.gov.hk/nonresidents_cbt_booking/index_hk.jsp
(4)陰性証明の入手
利用者は広東省、マカオ内の指定検査機関においてこのスキームを利用する日(或いは入境予定日)から3日前以内にPCR検査を受け,入境時に陰性証明を呈示する必要がある。検査機関は,検査結果を広東省健康コード、マカオ健康コードの各システムにアップロードする。
○広東省内の指定検査機関
http://bmfw.www.gov.cn/hsjcjgcx/index.html
○マカオ内の指定検査機関
www.coronavirus.gov.hk/pdf/List_of_recognised_laboratories_MO.pd
(5)その他
利用者は入境後に自己観察を行い,入境から3日目、5日目、9日目、12日目、16日目、19日目にそれぞれウイルス検査を受ける(19日目は地区検査センターで受検)。
香港から広東省、マカオへ再入境する場合には、引き続きそれぞれの地の強制検疫を受けることとなる。
(同スキームの詳細や具体的手続)
・「来港易(Come2HK)」スキームの詳細
https://www.coronavirus.gov.hk/chi/come2hk-scheme.html
・利用者ガイド:広東省健康コードから香港電子健康申告フォームへのコード変更
www.coronavirus.gov.hk/pdf/Come2hk_Code_Conversion_GD_en.pdf
・利用者ガイド:マカオ健康コードから香港電子健康申告フォームへのコード変更
www.coronavirus.gov.hk/pdf/Come2hk_Code_Conversion_MO_en.pdf
(香港政府プレスリリース)
https://www.info.gov.hk/gia/general/202109/14/P2021091400592.htm
香港・マカオの現行の防疫措置・出入境措置等については以下のリンクの表にまとめています。ご確認ください。
https://www.hk.emb-japan.go.jp/files/100221279.pdf
香港入境及び日本入国に係る諸手続について,当館HPトップページにとりまとめて掲載しておりますので,渡航のご予定のある方は事前にご確認ください。
在香港日本国総領事館 新型コロナ(その131:香港の防疫措置の期限延長及び「来港易(Come2HK)」スキーム)
Come2hkがスタート
RTHKの記事Non-HK residents start arriving quarantine-freeによると、非香港居民の隔離なしでの入境が始まってます。
以前香港で働いていたけど、1年以上香港に来ていなかった湖南省出身の彼は午前12時にスタートしたシステムが混み合って、オンラインでの予約に夜中の2時までかかったそう。
(テレビのニュースでもやってたけど)システムに問題が起こり最初の1時間はウェブサイトにアクセスできない人もいたようだけど、既に解消されたと政府が発表してます。
深セン湾出入境ポイントから入境した中文大学の生徒は、このCome2hkスキームがスタートして留学生にとってはとても有り難いけれど、旅行者の場合は中国に戻ったら隔離が必要なのでまだ少し不便かも、と言ってます。3週間で6回のコロナ検査が必要なことについては、みんなの安全を思えば問題ないと答えてます。
以上が記事の内容ですが、市中感染がないままスキームが続いて、多くの人の仕事や留学がスムーズになると良いですね!
↓コロナ世の中でも行けるところ有ります〜
↓もっと香港!
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