日本領事館からのお知らせメール
厳しい防疫措置が続いている香港。今日が期限の措置を木曜まで延長。だけど、新規感染者の人数が減ってきているので、このままのペースだったら今週の金曜日から少し緩和されることになりました。
詳細は昨日、日本領事館がメールでお知らせしてくれました。
25日、ソフィア・チャン衛生局長官は記者会見を行い、香港政府の標記措置を巡って以下の通り述べました(報道に基づくまとめ)。
1 25日に期限を迎える以下の防疫措置(8月18日付領事メールその56参照)を2日間延長し、8月27日(木)までとする。
(1)レストラン等における店内飲食の午後6時から翌午前4時59分までの禁止。1卓利用は2名まで可(引き続き持ち帰り、デリバリーは可)。
(2)公共の場での集合制限(2人まで可)。
(3)屋内外の公共の場所及び公共交通手段利用時マスク着用義務付け。
(4)サウナ、カラオケ、ジム等の営業停止。
2 上記1の措置について、感染状況の緩和及び市民生活の需要に鑑み、感染状況が悪化しない限り、8月28日(金)から以下のとおり一部を緩和する。
(1)レストラン等での店内飲食は午後9時まで可とする。ただし、1卓の利用は2名までとする現行措置を維持。
(2)映画館、エステ・ネイルサロン、一部の身体接触が少ない屋外運動場を再開する。また、運動中及び郊外の公園において、マスク不着用を可とする。ただし、映画館内での飲食禁止やエステ・ネイルサロンにおいてマスク着用等の防疫措置は遵守しなければならない。
(参考)関連報道https://news.rthk.hk/rthk/ch/component/k2/1545730-20200825.htm?spTabChangeable=0
(参考)新型コロナ(その56:香港政府の防疫措置の延長)https://www.hk.emb-japan.go.jp/itpr_ja/corona_2020_56.html
在香港日本国総領事館 新型コロナ(その58:香港政府の防疫措置の延長及び一部緩和)
最近のコロナ感染者の状況
サウスチャイナ・モーニング・ポストにソフィアチャンの会見の様子が記事になってますが、
今回の緩和措置について
新たな感染確認が100人を下回る日が連続20日間以上続いて少しづつ減ってきている。ニューノーマルの元で社会経済のニーズも考えると、感染者がゼロになるまで待てない、と語ってます。
アウトドアのグランドを開放してテニスやゴルフ、アーチェリーやランニングをできるようにする。カントリーパーク(郊野公園)に行く時や外での運動の際にマスクの着用はしなくていいことになるので、「市民は適度な運動をして健康を維持するよう務めるように」と呼びかけてます。
記事によれば先日から問題になってる葵涌のコンテナターミナスでも8000人のうちの約7000人分のコロナ検査用サンプルを回収。日曜からは新規感染者は出ていないとのことです。
政府は現在コロナ感染のリスクが高い職業やケアホームの人たちの無料検査を優先して行っていますが、9月から希望する全市民に無料でPCR検査が行われる予定です。政府はおよそ500万人が検査を受けると見込んでいるようだけど、Dr Joseph Tsang Kayyanによれば100万から200万人が検査を受ければ成功だそう。検査からは新たな感染者が100人ほど見つかることを予測。そこからこれまで見つけられなかった感染経路を見つけられることを期待してると言ってます。
↑防疫措置の効果が出始めてるみたい。
このまま感染者の数が増えずに金曜日に緩和措置が施行されることを願ってます〜。暑いのに外でもマスクするの大変だけど、もう少しの間油断しないでガマンですね。
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