4月14日からの防疫措置の強化で、香港に到着する飛行機でコロナ感染者が多く出た場合、その到着便が14日間停止されることがあります。条件の詳細などは領事館のメールにあります。
日本領事館からのお知らせメール
・4月14日より香港到着航空旅客便について防疫措置が強化されます。
4月13日、香港政府はプレスリリースを発出し、その中で4月14日(水)から香港到着旅客便(貨物便は除く)に関する措置を以下のとおり強化する旨発表しています。
1 香港到着旅客便について以下のいずれかの条件が確認された場合、その航空会社の当該香港到着便を14日間停止する。
(これまでも1便で5名以上または2便連続で3名以上の旅客の感染例があった場合、14日の運行停止規則がありましたが、今回はこれが強化されます。)
(1)同一便に3名以上の新型コロナウィルス感染者がいた場合。
(2)同一出発地からの同一航空会社の香港到着旅客便に2名以上の新型コロナウィルス感染者が出るケースが7日間の中で2回以上あった場合。
(3)同一便に新型コロナウィルス感染者が1名以上、かつ香港入境時の必要書類に不備がある等入境条件に合致しない旅客が1名以上いた場合。
2 直近7日間の中で、特定国からの香港入境者のうちに変異株(N501Y)感染者が5名以上いた場合、政府は当該国からのすべての香港到着旅客便を14日間禁止する。
(香港政府プレスリリース)
https://www.info.gov.hk/gia/general/202104/13/P2021041300746.htm
在香港日本国総領事館 新型コロナ(その102:香港航空旅客便に係る防疫措置の強化)
最近のコロナ感染者の状況
市中感染の人数は減っていますが、輸入のケースが多いので今回の措置になったようです。
ワクチンニュース
サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、
ワクチン優先接種グループを30歳以下にも拡大する
来週から、ワクチン接種プログラムの優先接種グループ対象者が30歳以下に拡大されます。ビオンテックワクチン接種は16歳以上から選択可能。シノバックワクチン接種は18歳以上から選択可能とのことです。
3種類目のワクチンは調達しない
当初香港政府はアストラゼネガ(英)のワクチンも調達する予定でした。でもシノバック社とビオンテック社で十分な供給があること、世界的にワクチンが足りない状況を考慮して、無駄を減らすためにも2021年中は調達しないことになりました。
↓最初のプラン
コミュニティ・ワクチンセンターを9月末にクローズ
29ヶ所あるコミュニティワクチンセンターを9月末にクローズするので、ビオンテックワクチン接種を希望する場合、8月末までに1回目の接種を終える必要があります。政府は早めの予約を呼びかけています。→ビオンテックワクチンはマイナス70℃での保存が必要なため、ワクチンセンター以外での管理が難しいと言われています。
シノバック社のワクチンはワクチンセンターのクローズ後もプライベートのクリニックなどで接種が可能です。
予約
ビオンテック社のワクチン接種予約は2日前までに。シノバック社の予約は前日まで可能。15日木曜までに香港の人口750万人の約8.5%が最初の接種を終えているそう。
無料コロナ検査の終了を検討
政府は強制検査ではない人達への無料コロナ検査の終了を検討しているそう。ただし食物衛生局局長のソフィア・チャンによれば、現時点では検査キットの無料配布を終了する計画はないとのことです。
↓郵便局やMTRの駅で無料コロナ検査キットがもらえる
毎日ワクチンやコロナ関連のニュースが出ますが、新しい決定などあれば又メモしていきます。
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