防疫措置と入境規制、ワクチンの情報について領事館から2通のお知らせメールが来てるのでみてみます。
目次の好きなところから読んでください
お知らせメール・その1
海外から香港に入境後の14日間の強制隔離措置。例えば日本に一時帰国して戻ったら、今後は政府が用意した移動手段で空港から政府指定のホテルまで行って、そこで2週間過ごすことになります。
それから、香港IDやビザがない外国人は香港に入れない入境制限が3月31日まで継続されます。
香港に戻ったら、実際どんな検査をするか、どんなホテルが指定されてるか、日程、それからワクチンの供給についてなどの詳細は日本領事館のお知らせメールが教えてくれます。
11日、キャリー・ラム行政長官等は記者会見を行い、香港政府の防疫措置等につき説明を行ったところ、そのうち入境を巡る検疫措置と市民へのワクチン供給について、報道によれば以下のとおりです。ワクチン供給の中の外国人の扱い等は不明ですが、情報あり次第お知らせします。
1 入境後の政府指定ホテルでの強制検疫
(1)12月22日(火)から、中国本土、マカオ、台湾以外の地域からの入境者は、事前に政府が指定するホテル(計36施設。リストは以下のリンク参照)を14日間以上予約した上で、入境後に強制検疫を受ける。ただし、12日(土)から21日(月)を過渡期とし、その間に到着しホテルにチェックインした者が政府指定以外のホテルに宿泊している場合は、22日以降のホテルを変更する必要はない。
●指定ホテルリスト(含価格等)
https://www.coronavirus.gov.hk/pdf/designated-hotel-list_tc.pdf
(2)入境後の留意事項は以下のとおり。
●入境者は、政府が手配する交通手段で指定ホテルまで移動。
●強制検疫期間中は外出不可。来客も禁止。
●強制検疫終了後、衛生署の担当職員がホテルまで検査キットを届けるので、受検者は、ホテルのチェックアウト時に検査キットを受領する。その後、入境日から数えて19日目に再度自宅で検体を採取し、案内に従って検体サンプルを指定場所に提出。
2 入境時のPCR検査方式の変更
12月15日(火)から、入境者に対し実施するPCR検査の実施方式を、現行の唾液提出方式(自分で採取)から鼻咽頭ぬぐい液式(専門員による採取)に変更する。
3 市民に対するワクチン供給の見通し
(1)香港政府は、既に2社の製薬会社との間で新型コロナウイルスのワクチン供給について合意。他企業とも引き続き協議を行っていく。2社の内訳は、シノバック(科興生物・中国)、復星医薬(中国)・BioNTech(ドイツ)・ファイザー製薬(米国)の共同開発。
(2)シノバックのワクチンは、早い場合には来月から香港に約100万本供給される予定。復星医薬(中国・ドイツ・米国)のワクチンは、来年第1四半期に供給される見込み。
(3)市民のワクチン接種については、約300万人の優先接種者(医療従事者や高齢者等)を決定の上実施する。来年中には大部分の市民がワクチンを接種できる見込み。
(参考)関連報道
https://news.rthk.hk/rthk/ch/component/k2/1564799-20201211.htm
https://news.rthk.hk/rthk/ch/component/k2/1564794-20201211.htm
(参考:香港・マカオの現在の主な措置は以下のとおりです。ただし、各措置の期限は今後の状況によって変更される可能性があります。)
○防疫関係(香港)
1 レストラン等飲食店:午後6時~午前5時の店内飲食禁止。1卓2名まで。バー、ナイトクラブは営業停止。【~12月23日(水)】
2 ジム、エステ・ネイルサロン、マッサージ店、運動施設、ボーリングやビリヤード等のアミューズメント施設、映画館等のエンターテイメント施設、カラオケ、麻雀、ゲームセンター、プール、サウナ、パーティールーム:営業停止。【~12月23日(水)】
3 マスク着用義務:屋内外公共場所、交通機関【~12月23日(水)】
4 集団制限:公共の場所で2人まで【~12月23日(水)】
○出入境関係
1 海外から香港へ入境:香港居民(香港IDもしくは査証保有者)のみ入境可。ただし、入境後14日間の強制検疫。【~2021年3月31日(水)】
2 中国本土、マカオ、台湾から香港への入境:香港居民、非香港居民ともに入境可。ただし、入境後14日間の強制検疫。なお、11月23日からは、香港居民であり、且つ過去14日以内に香港、広東省、マカオ以外の滞在歴がなく、事前の申請や核酸検査陰性証明の取得等の手続きを実施した場合は、入境後14日間の強制検疫免除。【~2021年3月31日(水)】
3 マカオへの入境:マカオ居民(マカオID所持者のみ)、事前に免除許可を得た上で、連続して14日以上中国本土に滞在した後中国本土からマカオに入境するブルーカード保持者等の外国人(12月1日から)及び香港永久ID保持者のみ入境可。ただし、入境後14日間の医学観察と事前の核酸検査陰性証明の取得が必要。【無期限】
4 香港国際空港は、同一航空券での搭乗に限りトランジット可。ただし、中国本土行きのトランジットは不可。マカオ国際空港はトランジットサービス停止。【無期限】
在香港日本国総領事館 新型コロナ(その81:香港政府の防疫措置(入境規制、ワクチン関連情報))
お知らせメール・その2
防疫関係(香港)と出入境関係はその1と同じなので省略します
香港に入境の際、12月22日から政府が指定のホテルで2週間の強制隔離が始まりますが、そのホテルの利用が18日から可能になったお知らせです。21日に到着の場合も指定ホテルの予約が必要だそう。年末に向けて香港に戻る人も多いかと思うので、注意が必要です。詳細は領事館のメールが教えてくれます。
1 14日、香港政府はプレスリリースを発出し、11日付領事メール(新型コロナ(その81:香港政府の防疫措置(入境規制、ワクチン関連情報))でお知らせした、香港入境後の政府が指定する指定検疫ホテルでの強制検疫について以下のとおり追加的に発表したところ、特に下記(2)についてご注意下さい。
(1)中国本土、マカオ、台湾以外の地域から入境する旅客が12月22日(火)より利用する旨通知した指定検疫ホテルは、予定を前倒しして12月18日(金)より利用可能。同日より、空港及び検査結果待ちの待機場所(華逸酒店(Rambler Garden Hotel))から36の指定検疫ホテルまでの専用輸送を開始。
(2)12月21日(月)に香港に到着する旅客は、フライトの遅れやウイルス検査結果待ち等により同日中にホテルにチェックインできない可能性があるところ、指定検疫ホテルを予約する必要がある。指定検疫ホテルを予約していない場合は航空機に搭乗できない。
(参考)指定ホテルリスト(含価格等)
https://www.coronavirus.gov.hk/pdf/designated-hotel-list_tc.pdf
(参考)指定検疫ホテルのスキーム
2 また、香港政府は、15日(火)まで実施中の緊急・必要な公共サービス提供対応部門を除く公務員の在宅勤務について、12月23日(水)まで延長することを発表しました。併せて、政府は民間企業に対しても引き続き在宅勤務を奨励しています。(参考:香港・マカオの現在の主な措置は以下のとおりです。ただし、各措置の期限は今後の状況によって変更される可能性があります。)
在香港日本国総領事館 新型コロナ(その82:香港政府の防疫措置(入境規制についての補足)等)
最近のコロナ感染者の状況
これまでも防疫措置を厳しくしてから感染者数が減るまで数週間と時間がかかっていたから、集団制限を2人にしたり、夕方6時以降の外食を禁止にしてもすぐには効果がでないかもしれないけれど。。テレビのニュースでは毎日違うアパートでクラスターが出ているみたい!こんなかんじで暫くしたらホントに感染確認の数が減少に転じるのか心配です。
元気だった40代の方も亡くなってる。。
↓ついこの間、若い人の重症化が心配って言ったけど。。
昨日のニュースでは49歳の方が、13日のニュースでは42歳の女性が亡くなってます。42歳の方はとくに慢性疾患など無く元気だったけど、症状が出てからはあっという間に悪化して1週間ほどで無くなってしまったそうです。
お医者さんたちは、「どんなに若くて元気でもコロナに感染して症状が出ないという保証はないから、いつも清潔にして気をつけて。発熱などの症状が出たらすぐに病院に連絡を」と言ってます。
今日から急に気温が下がる香港。テレビでも繰り返し「風邪をひかないように注意して」って言ってます。ホントですね。いつも元気だからって過信しないで、気をつけて過ごしましょう。
↓MTR北角駅でコロナ検査パックをもらって来ました。
↓ステイホームばかりで体力が落ちるのも困ります。。防疫措置が強化されて、公園の遊具やフィールドは使えないけど、ランニングトラックなどは開いてます。ハッピーバレー競馬場もビクトリアパークも、フィールドは使えないけど、皆さんランニングしてました。海沿いのプロムナードもお散歩してる人みかけます。
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