日本領事館からのお知らせメール
これは11月4日に日本領事館が送ってくれたメールです。
11月13日から、香港に戻った人はホテルでの14日間隔離が義務になったという発表に関しての詳しい説明です。日本も含まれます。
3日、香港政府は、世界中の感染状況の悪化に伴い、自宅隔離中の家族間での感染拡大防止のため、11月13日(金)から当面の間、香港入境時における検疫措置を以下のとおり強化する旨発表しました。
なお、この措置の詳細等については現在照会中のところ、更に情報がある場合には改めてお知らせします。
1 航空機の搭乗日又は搭乗14日前の期間に、ハイリスク地区を除く中国本土・マカオ・台湾以外の海外(日本を含む)に滞在歴がある者は、香港のホテルの予約確認書(中国語又は英語)を提出しなければならない。ホテルの滞在日数は、香港への到着日を含めて14日間以上とする。
なお、旅客が必要な情報の提出を拒んだり、あるいは虚偽の情報を提出した場合、最大で禁錮6月及び罰金1万ドルの刑罰を課す。
2 旅客が搭乗する航空機の運航会社は、旅客がチェックイン前に上記資料を呈示したことを記載した書類を香港到着までに衛生署に提出すること。
3 トランジットの旅客及び関連の規定で指定する強制検疫免除対象者は、上記1の影響を受けない。
4 到着した旅客は、臨時検体受付センター(TSCC)で喀痰を提出した後、指定場所で検査結果を待つ。結果が陰性であれば、自ら予約したホテルで14日間の強制検疫に入り、結果が陽性であれば、病院で隔離治療を受ける。
(参考)香港政府のプレスリリース
https://www.info.gov.hk/gia/general/202011/03/P2020110300613.htm?fontSize=1
在香港日本国総領事館 新型コロナ(その72:香港入境時の防疫措置の強化)
メールの1についてですが。。
ハイリスク地区とは以下の15ヵ所です。
- バングラデシュ
- ベルギー
- エチオピア
- フランス
- インド
- インドネシア
- カザフスタン
- ネパール
- パキスタン
- フィリピン
- ロシア
- 南アフリカ
- イギリス
- アメリカ
- トルコ (11月13日から)
中国大陸・マカオ・台湾から香港に入境した人は、14日間の自宅隔離OKです。
最近のコロナ感染者の状況
林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が、「先週から悪化はしてないけど、自信を持って緩和できるほど改善もしてない」と言ってます。
この表でいつも市中感染の話をしてますが。。それ以外は海外から戻った人たちによって輸入されたケースです。この海外から戻った人たちが自宅で隔離中に家族に感染してしまったケースがあるので、今回の措置になったようです。
陰性結果の証明に必要なコロナ検査がHK$240でできる!
留学、帰国、一時帰国、いろいろな理由で香港から海外に出る人もいると思いますが、陰性結果証明書の提出が必要な場合も多そうです。
サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、クオリーベイ(鰂魚涌)、ヤウマテイ(油麻地)、シャーティン(沙田)、ユンロン(元朗)の4箇所に、政府のコロナ検査センターが11月半ばから新たにオープンします。テストは週7日間、午前8時~午後8時で運営される予定。
料金は、ハイリスクとみなされた居住者は無料。旅行などで陰性の検査結果の証明書が必要な場合はHK$240です。
9月の無料検査と同様、鼻と喉の奥に綿棒を差し込んで検査するタイプ。オンラインで予約または現地での登録が可能。
↓オープンしました 予約もできるホームページはこちら
キャリー・ラム行政長官によると、証明書付で240ドルと安くなってるのは、政府が施設を提供しているのと、クリニックと違って最初にお医者さんの診察が必要ないからだそうです。
ただ、このHK$240という値段については「安すぎて大変」という検査センター側の意見もあるようで。。→Govt testing centre operator worries about losses
11月13日からは、安く陰性検査結果の証明書を作ってもらって海外に行っても、香港に戻ったらまずはホテルで2週間隔離ってことになりますね。
↓これまでのコロナ関連のニュース
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