表紙写真:RTHK
日本領事館からのお知らせメール
ビオンテックのワクチン接種が12歳以上から可能になったお知らせです。
・6日10日、香港政府は、復星医薬/BioNTech製のワクチン(コミナティ)の対象年齢拡大について発表しました。
6月10日、香港政府は記者会見を行い、復星医薬/BioNTech製のワクチン(コミナティ)について以下のとおり発表しました。(関連報道末尾)
1 接種対象年齢を、12歳から15歳の者にも拡大する。(現行は16歳以上の者が対象。)
2 オンライン予約は明日6月11日(金)から開始する。
3 接種は早ければ6月14日(月)から地域ワクチン接種センターで行う。
(関連報道:RTHK)
https://news.rthk.hk/rthk/ch/component/k2/1595249-20210610.htm
(香港政府ワクチン情報サイト)
在香港日本国総領事館 新型コロナ(その115:香港のワクチン政策:接種対象の拡大)
ワクチン予約ページ
↓香港でワクチン接種がスタートした時に書いた記事です。予約サイトのリンクもあります。
↓ワクチンの記事まとめ
授業はフルタイムに戻るのか?
RTHKの記事によると→Children as young as 12 can book jabs from Friday
政府は、学校から24のワクチンセンターに交通手段を用意することができる。また300人以上の生徒と教員がワクチン接種の予約をした場合、キャンパスでワクチン接種できるように医療スタッフを学校に送ることが可能、と言ってます。
当局は生徒と教員の70%がワクチン接種すれば、フルタイム授業の再開も可能と言ってるそう。衛生局のソフィア・チャンも「ワクチン接種が一定の割合に達すれば、より多くの学校活動が行える環境になる」とコメントしてます。
これに対して、中等学校の校長が疑問を呈している記事も→‘Jabs can’t be sole basis for full class resumption’
湾仔区の校長会議の議長を務める戴德正は「学校は学生が一緒にランチを食べることで感染リスクがあるために半日授業にしている」「学校が孤立しているわけではなく、キャンパスは安全です。マスクを外して球技などしても問題ないかもしれません。しかしフルタイム授業にしたら、ランチに関する問題に対処する必要があります」「学校での予防接種率は指標になるけれど、それだけに焦点をあてるのではなく、社会でアウトブレイクする状況を考慮すべき」と話しています。
ワクチン接種だけで、安易にフルタイム授業に戻れるわけではなさそうですが。。いずれにしても、学校でのワクチン接種率が上がらないとフルタイム授業に移行するプランも進まなそうです。まずは予約ですね。予約は11日金曜の朝9時から。接種は一番早ければ14日月曜からスタートするそうです。
↓コロナ、ワクチン関連のニュース
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