ワクチン優先接種グループ拡大と防疫措置延長・日本領事館からのお知らせメール

コロナ3月17日表紙 -香港

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西營盤(Sai Ying Pun)にあるスポーツジムUrsus Fitness Centreから広がったコロナ感染が第5波になるのでは、と懸念されてます。それを防ぐ為にも政府がワクチン接種を奨励しています。

最近のコロナ感染者の状況

ジムでクラスターが起きてから感染者の数が増えてます

コロナ3月17日
news.gov.hk.

日本領事館からのお知らせメール

・現在実施中の各種防疫措置の期限が3月31日(水)まで延長されました。

・香港政府によるワクチン接種プログラムの優先接種グループ対象者が拡大されました。

1 3月17日、香港政府は、同日に期限を迎える現在実施中の各種防疫措置について、3月31日(水)まで14日間延長する旨発表したところ、お知らせします。

(香港政府プレスリリース)

https://www.info.gov.hk/gia/general/202103/17/P2021031700012.htm

2 3月15日、香港政府は、2月26日から開始されたワクチン接種プログラムの優先接種グループの対象者を拡大する旨発表しました。新たに優先接種グループに加わるカテゴリーは以下のとおりで、該当者は16日からオンライン予約が可能となっています。(地域ワクチン接種センター(CVC)又は民間クリニックにて接種)。ワクチン接種に係る詳細情報や予約受付等については、下記の香港政府ワクチン情報サイトをご覧下さい。

予防接種を受けるかの判断に当たっては、予防接種による感染症予防の効果と副反応のリスクの双方についてご理解いただいた上で、これらの当局ホームページ等による最新情報を確認いただくようお願いします。また新たな情報が得られ次第、随時お知らせいたします。

(ワクチン情報サイト)https://www.covidvaccine.gov.hk/en/

○新たに優先接種グループに加わるカテゴリー

(1)30歳から59歳の者

(2) 香港以外で就学する16歳以上の学生

(3)ドメスティック・ヘルパー

(香港政府プレスリリース)

https://www.info.gov.hk/gia/general/202103/15/P2021031500626.htm

【参考:香港のワクチン接種の状況】

○2月26日、希望する香港居民(注:香港居民とは香港IDを保有する者(外国籍の者およびID申請中の者を含む。)を指す。)に対する無料ワクチン接種プログラムを開始しました。

○現在のワクチンの優先接種グループは、上記拡大対象を含めて以下のとおりです。

(1)30歳以上の者(及び70歳以上の者の介護者2名まで)

(2)保健医療、感染症対策業務

(3)老人ホーム、障害者施設の入居者及び従業員

(4)必須公共サービスの従事者

(5)越境運輸、港湾及びコントロールポイント業務の従事者

(6)飲食店、市場、スーパーマーケット、コンビニエンス・ストア、配達業者(含むフード・デリバリー)の関係者

(7)交通機関の職員

(8)建設業関係者

(9)施設管理の関係者(警備員、清掃員を含む)

(10)教職員

(11)観光業関係者

(12)飲食店等に対する規制に関する規則(香港法令第599F章)に関連する施設の従業員

(13)16歳以上の海外留学生

(14)ドメスティック・ヘルパー

(参考:香港・マカオの現在の主な措置は以下のとおりです。ただし、各措置の期限は今後の状況によって変更される可能性があります。)

○防疫関係(香港)

1 レストラン等飲食店:午後10時~午前5時の店内飲食禁止。1卓4名まで。バーは営業停止。【 ~3月31日(水)】

2 スポーツ施設(室内外)、ジム、エステ・ネイルサロン、マッサージ店 、娯楽施設(劇場、テーマパーク、博物館、展覧会場、映画館等)、遊技場(ビリヤード場、ボーリング場、スケート場)、ゲームセンター:条件付きで営業【 ~3月31日(水)】

 サウナ、パーティールーム、ナイトクラブ、カラオケ、麻雀店、プール:営業停止。【~通知があるまでの期間】

3 マスク着用義務:屋内外公共場所、交通機関【~3月31日(水)】

4 集団制限:公共の場所で4人まで【~3月31日(水)】

○出入境関係

1 海外から香港へ入境:香港居民(香港IDもしくは査証保有者)のみ入境可。ただし、入境後21日間の強制検疫。【~9月30日(木)】

2 中国本土、マカオ、台湾から香港への入境:香港居民、非香港居民ともに入境可。ただし、入境前21日間連続して中国本土、マカオ、台湾に滞在する場合は入境後14日間の強制検疫。21日間にこれら以外の外国・地域に2時間以上滞在歴のある場合は21日間の強制検疫を受ける。

なお、香港居民については、過去14日以内に香港、広東省、マカオ以外の滞在歴がなく、事前の申請や核酸検査陰性証明の取得等の手続きを実施した場合は、入境後14日間の強制検疫が免除となる「Return2hk」スキームを利用することができる。

(「Return2hk」)

https://www.coronavirus.gov.hk/eng/return2hk-scheme.html 【~9月30日(木)】

3 マカオへの入境:マカオ居民(マカオID所持者のみ)、事前に免除許可を得た上で、連続して21日以上中国本土に滞在した後中国本土からマカオに入境するブルーカード保持者等の外国人及び香港永久ID保持者のみ入境可。ただし、入境後21日間の医学観察と事前の核酸検査陰性証明の取得が必要。【無期限】

4 香港国際空港は、同一航空券での搭乗に限りトランジット可。ただし、中国本土行きのトランジットは不可。マカオ国際空港はトランジットサービス停止。【無期限】

在香港日本国総領事館 新型コロナ(その97:香港の防疫措置の延長とワクチン政策)

香港で接種できるワクチンリスト

香港で接種できるワクチンの説明があったので表を載せておきます。どこでも全種類から選べるとは限らないようなので、接種したいワクチンがある場所を確認することが必要です。

ワクチンセンター29ヶ所のリスト→Community Vaccination Centres

詳細は→ AD MediLink

コロナ3月17日ワクチン
AD MediLink

AstraZeneca-Oxfordは今年の後半に香港に到着する予定だそう→HKFP Guide

まとめ

シノバック社(科興控股:中国)ワクチン接種後に亡くなった方が4名と報道されてから、予約のキャンセルが目立っていました。。↓

この後、3月14日のニュースでは、更に80歳男性と67歳男性がシノバック社のワクチン接種後に亡くなって計6名になっています。どちらも持病があったそうです。→Two more die soon after Covid vaccinations

又、食物及衛生局が発表した新しいワクチン・ガイドラインは「生産者から作られたものではないので曖昧だ」という批判もあるようです。Vaccine health guidelines ‘vague and insincere’

そんな中、RTHKによると、今回ワクチン優先接種グループの年齢が30歳に引き下げられたことで、オンラインでの予約が増えているとのこと。多くの人が接種することで、早く社会が免疫をつけて香港の生活がもとに戻ることを期待してる方多いようです。又将来自国へ入国する際にワクチンが必要になるかもしれないから、と言ってるヘルパーさんもいました。

やはり若いほうが持病や慢性疾患がない方が多いから、ワクチン接種に抵抗が少ないのでしょうか。いずれにしてもワクチン接種の前には、自分の健康状態を良く知る事が大切だと思いました。

政府は「ジムやレストランでのクラスターもあり、社会的なリスクを考えると緩和は難しい。みんなが防疫措置を守り、ワクチン接種が一定数普及することで緩和が可能になる」と言ってます。

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