ローズがニューヨークに帰ってきた〜!早速メディアがこぞって記事を書いてるので、気になったのをピックアップしてまとめてみました。
デリック・ローズ プロフィール
Derrick Martell Rose 背番号4
- 1988年10月4日生まれ
- イリノイ州 シカゴ出身
- 身長 6ft 2in 1.88m
- 体重 200 lb 91kg
- NBAドラフト 2008年 全体1位 ブルズ指名
キャリア
高校
- シメオンキャリア・アカデミー高校
大学
- メンフィス大学(2007−2008)
NBA
- 2008-2016 シカゴ・ブルズ
- 2016-2017 ニューヨーク・ニックス
- 2017-2018 クリーブランド・キャバリアーズ
- 2018-2019 ミネソタ・ティンバーウルブズ
- 2019-2021 デトロイト・ピストンズ
- 2021- ニューヨーク・ニックス
キャリアハイライト
- 2011年 NBA MVP
- 2010−12年 NBAオールスターゲーム出場(3回連続)
- 2011年 オールNBAファーストチーム
- 2009年 NBA新人王
- 2009年 NBAオールルーキー・ファーストチーム
ローズの役割
出場時間
ローズが来たら、誰のプレータイムが減っちゃうんだろ〜!ってメディアは大騒ぎだけど。ペイトンの代わりにスタートしてランドルみたいに毎日35分〜40分近くもプレーするっていうのは現実的じゃないのかも。
New York Postの記事によればデトロイトで、ローズはスタメンじゃなくてベンチから出るのを好んでたって。正式に決められてるわけじゃないけど、ローズには過去の手術を考慮した出場制限時間があるんじゃないかって言ってます。今シーズンは15試合で平均22.8分出場。
記事ではいずれにしても、ニックスのロスターや新人のことを考えると23分くらいが丁度良いでしょうって。
実際はコーチ次第なんですけど。インタビューでコーチは「ローズはどんな役割でも受け入れることができる。スタメンでもベンチからでもプレーできるし、出場時間は長くても短くても大丈夫」と言ってます。
怪我の事を思うと出場時間は気になっちゃいます。。見守る!
ベンチから出る
ポストの同じ記事で、ローズはペイトンの次に出るかもしれないけど、4Qをクローズする可能性はあるだろうって話もありました。
ローズ本人がベンチから出たいのだったらそれで問題ないって思うけど、これももちろんコーチ次第。相手にもよるし、今シーズンのようにプレイオフに10位まで可能性あるなら、試合によっては勝敗がすごく問題になる時がくるかもしれない。これからローズがどんな場面で出場するか、今からワクワク!
2016−17 AWOL absent without leave
そして!ニックスファンだったらやっぱり気になる2016−17シーズンの「無断欠場」事件。これについてローズがお話してくれてる記事が有ります。
上のポストの記事にもリンクがあるけど、こちらの2019年9月7日の記事にローズとサム・スミスの本「I’ll Show You」の抜粋があります →Derrick Rose: Phil Jackson’s meddling doomed my Knicks
簡単にまとめると、「カーメロにはトライアングルは無理ってすぐ分かったのに、続けなくちゃいけなくて、勝てなくて苦しかった」って事からはじまる話です。
「フィル、メロ、ノア、自分(ローズ)で本当に特別なことができると思ってすごく期待してニックスに来たし、夢中になってプレーしたいと思っていたけど、オフェンスでもディフェンスでも流れが作れなかった。
12月ころまでは勝率50%くらいでまあまあだったけど、だんだん悪くなっていった。
シーズン始めは自由にプレーしていた時期もあったけど、だんだんフィルの干渉が増えて絶対にトライアングルをしないといけなくなった。ホーナセックはもっとアップテンポなプレーがしたかったと思うけど、コーチに就任したばかりでフロントオフィスの言うことを聞くしかなかった。
ボストンにやっと勝った時も、フィルがゲームのクローズの仕方が気に入らず”今のはなんだ”って言われたことがあった」
と語ってます。
こんなことの繰り返しで気持ちの行き場がなくなっちゃって、あの2017年1月9日に誰にも連絡せずシカゴに帰ってしまったローズ。初めて家族がみんな集まって真剣な家族会議を開いたそう。
この時は「もう引退しようと決めてた」って言ってます知らなかった。。。
「シーズンは自分が思ったのと違ったものになってたし、チームのみんなが思ったのとも違った。ビジネスなのは分かっているけど、全部がビジネスになってしまい楽しみが全くなくなってしまった。だからもうバスケがしたいか分からなくなっていた」って。
そんな時に
「家族会議をしてみんなで泣いたり叫んだりしながら長い時間話し合い、家族はいつでも自分を支えてくれると分かった」「家族の1つのグループは自分の気持ちを分かってくれ、別のグループは”そんなことを言ってないで乗越えないと”って言ってくれた。話し合いの中で、自分がイヤだと思ったことからも逃げずに成長して乗り越えないといけないという事に気付いた」「確かにシカゴに帰ることを誰かに言えば良かったけれど、それが出来なかった。チームメイトの信頼を失ったかもしれない。でもこの経験で目が覚めたことがたくさんある」って言ってます。
ニックスとは「なんのコミュニケーションもないままサインをしないで終わったけど、自分がニューヨークに残りたかったのは確か。バスケを続けると決めたからリハビリに精を出して、努力を続け、いつでもプレーできる状態でいることに集中する」
ってお話でした。
そしてこの時からもう4年も経ったんだ〜
オリジナルの抜粋には当時の話がもっと細かく書かれてます
まとめ
ここからはわたしの個人的な感想だけど。
けっこうNew York Postの記事は読んでるつもりだったけど、この記事は知らなかった。本も知らなかった。スミマセン。。
ローズがもし今回ニューヨークにトレードされて来なかったら読んでなかったと思うけど。これ読んで、ローズってナイーブだな〜&アツいな〜って思いました。なんか芸術家みたい。音楽家でも才能がスゴイ人ほど、演奏磨きに熱中しすぎて仕事としてビジネスライクなところを受入れられない人ってたまにいるけど、そんなのを想像してしまった。
ローズ、2016−17シーズンでは才能とやる気いっぱいでニューヨークに来たのに、発揮するところがなくて、「バスケやめよう」って思い詰めちゃったんだ。
でも!あの時無断でだったけど家に帰る事で家族っていう心強い味方と絆を強めて、いろんな事に気付いて、それでホントのプロになれたんだったら良かったと思う!
上のAWOLの記事の中で
「サクラメント・キングスのジョージ・ヒルがディアーロン・フォックスのバックアップでメンターになったように、自分もニリキナの控えになって、ベテランとして成長を助ける役割をしても良かった」「でもニックス側からはなんのコミュニケーションもなく契約しないまま終わった」
って言ってたんだけど
月日が流れて。。なんか今がその時?!?!って思ったよね。ローズ本人はスタメンにならなくても良いって思ってるし、フロアではもちろん必要とされるし、ニックスには今メンターするに値する期待の新人たちいるし〜〜‼だとしたら、ローズの家族、感謝〜〜‼バスケ続けててありがと−‼
早速スタディ・タイム
ローズは「どのチームが優勝しそうか」とかじゃなくてThibsとだったら24時間120%がんばれる。そーいう場所で自分にとって「楽しい」バスケが思いっきりしたかったんだな〜って思ったんだけど。。怪我したり、勝てなかったりして色んな思いをしたぶん、若者の助けになりそうって期待!「練習厳しいな〜」って思ったとき「ローズも通った道!」って思えばなんか頑張れそう?!
ローズも寝ないでティボドーコーチと一緒にフィルムを見るんだろか。。タージと一緒にコーチの支えにもなってくれたらウレシイな。
↓練習まったくナシでこの活躍&効率
ポストの記事には、「ローズはタイトルコンテンダーに行くと思われてたから、トレード先にニックスを選んでびっくりしてる人がたくさんいる」ってあるけど、この話を聞けばなんでニックスだったかわかる気がする。自分を分かってくれる人たち&必要とする人たちと楽しいバスケをしたかったから!
ローズ、ニックスをよろしくね〜!
↓もっとローズ!
↓もっとニックス!
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