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先日は1908年に建設され、家畜の「検疫所」&「と畜場」として利用されてきた場所が藝術村として生まれ変わった牛棚藝術村を紹介しましたが、その隣にあるのが「牛棚藝術公園」です!
牛棚藝術公園って
牧場みたい〜!
牛棚って「牛舎」のことです。牛舎の文化的価値を維持するために2016年に立ち上げられた活性化プロジェクトのもと、面積約6000平方メートルのこの場所はかつて牛舎だった歴史をテーマに作られた公園です。
この牛ちゃんのおしりあたりにあるガラス盤、黄色い文字で当時の牛舎の様子が書かれてます。公園のあちこちにあって当時の色々な様子を教えてくれます。
いくつか紹介すると。。
・1956年には赤レンガの柱で屋根を支え、地上の飼槽で餌を与えていた
・1967年にはトラフ型給水器や貯水タンク、井戸などが政府により作られたけれど、1979年に井戸は閉鎖されたのでその間の情報はありません
・牛舎のカウボーイは牛を移動して繋ぎ餌の草を用意するのが仕事
・牛舎に到着した牛たちは、一時的に納屋で繋がれる
・業者は牛を買う為にライセンスが必要
・早朝に売り手と買い手が大きな石の上に集まり競りを行う
・競りが行われ、検疫が終わると「と畜場」に連れて行かれる。競りは15-16頭から22-23頭のグループベースで行われる
・肉を買う業者の役割は朝に牛を買って肉屋に電話で値段と品質を伝えること
などなど。。
牛を繋ぐ鉄の輪
井戸の跡
牛舎に使われていた赤レンガの柱
牛だけじゃなくて、豚舎だった場所もありました
あちこちで牛舎を思わせる
公園を囲む壁には牛がデザインされてる
椅子も牛のかたち
牛の水飲み場みたいなデザイン
こちらが保存されている、当時牛舎の屋根を支えていた赤レンガの柱
当時の市民の生活に密着していた場所が公園になった、とっても興味深い場所です〜!
アクセス
牛棚藝術村に隣接してます!行き方はこちらを参考にしてください〜
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