表紙写真:Sports Illustrated
ニックスで頑張ってくれたランドルのこと書こうと思っててけっこう前に書き始めたけどぜんぜん終わらない。まずランドルが契約延長しなかった話‥と思うとブランソンの契約から。。ってことで全然ランドルの思い出振り返ってないけどこの夏のことの一つとしてその辺をまとめますってなんか中途半端なかんじになったらスミマセン
契約延長の初日に契約したブランソンとしなかったランドル
ジェイレン・ブランソン 4年156.5Mで契約延長した理由
契約延長のためのサインは7月12日(金曜)から可能だったブランソン。その日にすぐにサインしてくれて本当にニックスLOVEありがと〜!
来季のオフを待てば5年MAX$269.1Mで契約できるのにこの夏4年$156.5Mで契約延長したブランソン。普通に考えれば来季のオフを待つところ何故ブランソンが契約延長したのかについて膨大なニュースが出て。
実は契約日の前から来季のオフを待たずに契約延長するかもって話題になっていたんだけど。その理由をこの記事からまとめます→The Athletic:Knicks’ Jalen Brunson is eligible for an extension, but should he re-sign now or wait?
他のチームに興味がない
ブランソンにとってニックス以上のチームはない。プレジデントのローズともコーチのティブスとも長い付き合いで親しく、父親リックはAC(アシスタントコーチ)。ブランソンはチームをファミリーと呼んでいる。チームは勝ち、カンファレンスファイナルにあと一歩まで行ったし大学時代の仲間に囲まれオールNBAチームに選ばれ成功。
そんなブランソンがアンダーサイズなことや怪我のリスクなどを考えると、今(2024夏)契約することでニックスプレーヤーであることを確実にできる。
セカンドエプロンを超えるとチーム作りができない
ペイロールが高すぎるとCBAの新しいルール「セカンドエプロン」によって例えチームに金銭的余裕があったとしても別のルールに阻まれこれまでのように自由にトレードできずチーム作りに大きな影響を及ぼす。今のロスターのサラリーは2026年に膨れ上がるが、ブランソンは契約延長という安い方を選びニックスがセカンドエプロンに達するのを避けることでチームに優勝するチャンスを与えることが出来ると理解している。
156.5M以上、269.1M以下の落とし所とは → 263.1M
契約延長で4年目をプレイヤーオプションにすると2028年にFAになるがこれはブランソンのNBAキャリア10年目にあたる。これにより
- 2025年FAならマックス(30%、5年269.1M)のところ
- 2028年FAならスーパーマックス(35%、5年417.8M)でサインすることができる。
2の場合を計算すると2025−2030年で263.1Mとなり来年マックスで契約した場合に得られるはずの金額269.1Mにだいぶ近い数字になる。←私が計算したのではありません。記事書いた皆さんが計算したそうです〜
という記事ですが、FAを2025年ではなく2028年まで待つことでニックスはチーム作りできるし、その期間にブランソンが得られる可能性の金額も同じくらいになる、ってお話しです
こちらの記事には→ How Jalen Brunson’s Knicks Extension Could Affect Team-Building Across The NBA
「チーム改善のほとんどすべての道がなくなってしまうセカンドエプロンに達することをどのチームも恐れている。ブランソンの契約が安かったのでニックスはセカンドエプロンを回避」「ニックスが今後チーム作りに成功すれば他チームのスター選手もこれを考慮する必要があるかもしれない」
とあったけど、まずはセカンドエプロンを回避してホッ。ブランソンは契約についてこれまでの優勝チームとそのチームのスター選手のケースを勉強したそうだけど、おかげで前に進むためのチーム作りを続けていけることになりました
ランドルの契約延長が無かった理由
契約延長のためのサインは8月3日(土曜)から可能だったランドル。メディアでは延長は無いだろうと言われてて実際3日になっても延長の契約はなくって。何故なのかと指摘されてる理由をこの記事から見てみると→Julius Randle ‘would love’ to stay with Knicks long-term as uncertainty looms
怪我から復帰できるか
ランドルの契約は複雑で延長した場合は6ヶ月間トレードできない。手術後もリハビリを続けていてパフォーマンスがどの位戻るのかが心配される
*ランドルの怪我はこんなかんじ
↓昨シーズン第46戦で怪我‐肩脱臼
↓手術じゃなくてリハビリで回復を目指しプレイオフに出場しようと頑張ってたんだけど、結局手術することに
↓手術を選んだ理由は、リハビリで肩を強化しようと頑張ってたけど、練習中に同じ場所を再び怪我。最初の時と同じ状態になってしまい手術以外のチョイスが無くなったというお話
結果36試合欠場でシーズン終了となりました
セカンドエプロンぎりぎり
ランドルと契約延長するとニックスはセカンドエプロンぎりぎりになってしまい、せっかくブランソンが余裕をもってチーム作りが出来るよう配慮した契約をしたのに意味がなくなってしまう。これは避けたい。
という記事でした。
でも「かといってニックスはランドルを失いたくない」という事でメディアの皆さんから「これなら可能かも!」って契約方法を色々と提案する記事が出てたけど↓そんな時に
ランドル、トレードでティンバーウルブズへ
ってニュース〜!
↑この記事に書いたけど、ハーティがOKCに行ってしまい「センター不足問題」が持ち上がっていたところに「手術後ミッチが開幕に間に合わない」ってメディアで報道された後のトレードだった涙
そして来てくれたのはタウンズヨロシクお願いします〜
ランドルありがと〜!
カーメロの時以来プレイオフに縁がなかったニックス。メディアが「弱すぎてスターが来てくれない」とか言ってたところにランドルが来てコーチ陣やフロントと一緒に頑張ってカルチャー作ってプレイオフに行けるようなチームにしてくれた。そのことは絶対に忘れないから。ニックスファンなのにこんなにワクワクできるってホントすごい事なので〜!
怪我から回復してどこにいても活躍してね
ニックスも頑張ります!Let’s Go Knicks!!!!!
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