表紙写真:HKU MUSE
最近音楽記事を書く時間がなかなか有りませんが、せっかく行ったコンサート。遅れましたが記念にまとめます!
Mao Fujita & HK Phil 藤田真央 & 香港フィル管楽首席
12月8日(日曜)に藤田真央さんと香港フィルの管楽器首席奏者たちによる公演に行ってきました〜!
会場:香港大学 李兆基會議中心大會堂/ Grand Hall, Lee Shau Kee Lecture Centre
会場はユンチャンのリサイタルの時と同じ香港大学のグランドホール。1000人弱と小さめでアットホームな雰囲気が気に入ってます♡ ↓会場までの行き方や校内の写真など詳細はこちら
↓以前大学からメールで「香港大學港鐵站 HKU Stationからの行き方」の動画が送られてきたので今後の参考のために貼っておきます
Directions –
via MTR Exit C1: https://bit.ly/3MLTb2j
via MTR Exit A2: https://bit.ly/3NiiE58
Cultural Management Office HKU
プログラム
- ショパン:24の前奏曲 Op.28
- モーツァルト:ピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 K.452
演奏メモ
藤田さんの演奏会は初めて!この日のプログラム、チケット発売当初は「ベートーヴェンのピアノと管楽のための五重奏曲 変ホ長調 Op.16」だったのがショパンのプレリュードに変更になりました。藤田さんのショパンが聴けて嬉しい!
舞台に出て来て会場に笑顔で挨拶。椅子に座るとすぐにショパンを弾き始める藤田さん。柔らかくデリケートな音が響きます。全体的にテンポが速いかな〜?と思い家に戻って録音を探すと(↓動画まとめに貼りました)、他の方の演奏と比べるとわりと速めのよう。でも演奏会では更に少し速かったような印象です。24曲を一つの曲と捉えたかんじが前に出たのかな。ルバートが無いというか控えめというか。温かいけどショパンの哀愁と違うような感じ、でもブルース・リウのようなハッピーショパンでもなく、ドラマチックな時でさえとても自然な息遣いで曲が次々進み不思議。圧倒的なテクニックで藤田さんの世界にどんどん引き込まれます。。って聴き入っていたらあっという間に終わってしまった。すごい‥新しい音、新しいショパンだった!←私の感想です〜もう一度聴きたい。同時に藤田さんの他の作曲家の演奏も色々聴いてみたいと思いました。
そしてモーツァルト。クリーンで明るい音が輝いていて「藤田さんのモーツァルト」と言われる意味がすごく伝わってきた。管楽器とのブレンドが自然で、永遠に聴いていたくなる演奏は藤田さんの魔法。これからどんなピアニストになってゆくのか楽しみです!
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