2021-22トレーニングキャンプが始まりました!初日はメディアデーだったのでみんなの「インタビューYouTube」が次々アップされて、もう誰のお話から見ればよいのか。。って大忙しだけど。
今日はニックスのハート&ソウル、ローズです〜
デリック・ローズ 2021−22メディアデーインタビュー
NYK:Derrick Rose Mediaday 2021
コロナ防疫措置も緩和されつつあり、ズームインタビューじゃないから記者さんたちの質問が聞こえないこと多めのこの頃。インタビューって質問にまっすぐ答えない場合もよくあるけど、「話のきっかけ」という役割もあると思うので、聞こえた質問は簡単に書きました。。
*ローズはこの夏ニックスと3年US43,000,000ドルの契約をしました!
フリーエージェント期間について→ 携帯が壊れてしまったのをきっかけに2ヶ月間、ラップトップだけで、電話を持たなかった(娘さんが壊しちゃったんだって)。シーズン中にチームメイトとずっと一緒にいると家族は二の次になってしまう。オフはそれを逆にしたかったから周囲とのコンタクトを断って家族と一緒にいることにした。家族とこんなに一緒にいたのは初めてだけど、十分に価値があると思った。
ニックスとの話合いでは、彼らは自分が「チームに戻りたい」という気持ちを知っていたし契約内容も問題なかったのですぐにサインした。
同じチームメイトと今シーズンも一緒にプレーすることの重要性について→ 最初にニューヨークに来たとき、ニックスの皆んなには既に良い流れができていたと思う。アイデンティティがあって、ランドルがよくやっていた。自分はその中でフィットする場所を見つけただけだと思う。クイックやAB(バークス)、セカンドユニットのみんなと一緒にプレーするのは楽しかったし、できるだけ彼らの邪魔をせず自分は自分のするべき事をしながらスムーズに溶け込むようにした。
自分が契約にサインした時、ケンバが来ると知っていたか→ No。携帯がなかったのでエージェントともほとんど連絡を取らず、自分がニックスと再契約した時にはケンバがニックスに来ることは知らなかった。高校の時にケンバを相手にガーデンで対戦して負けたことがある。彼は常に闘争心がある選手で、ケンバのような選手には誰だってチームに居てほしいと思うだろう。
出場時間とスタメンについて→ 「Oh, he is starting スタメンは彼(ケンバ)だ」。試合を変えるのに必要なことは何でもする。出場時間についてはThibsが決めるから心配していない。ただ、層が厚いチームになってきてると感じている。複数のポジションをプレーできる選手がたくさんいるし、お互いのためにプレーできるエゴのない、ディープなチームになっている。
今シーズンの自分の目標は→ 「ベテランとして発言すること」が鍵になると思う。チームメイトにコンスタントに声をかけていくこと。ベテランとして正直になってルーキーからタージまでチームみんなと良い関係を築いていくこと。それぞれと個人的な良い関係を作ることで、例えばタージにコートの中や外、何事についてアプローチするときも、正直に話をすることができる。
昨シーズンの成功に続く次のステップは→ チームとして成長していくこと。昨シーズンのディフェンスは素晴らしかった。今シーズンはそこにケンバ、若手が加入し、RJ、ランドルもいる。みんな「自分はもっとできる」という実力を証明したいと思っているだろう。毎日全てを出し切れるように競争しながら全員で一つの目標に向かって練習している。
ケンバがスタートすることについて→ 自分は今14年目だけど、ここにいることに感謝してる。スタメンはケンバ。彼はニューヨーク出身だし絶対的な実力を証明しないといけないから、ステージが必要だ。ケンバには機会を与えないと。ポジション争いなどは必要ない。自分の仕事は必要なところを埋めることで、それができるようにいつでも準備をしておくこと。
ケンバとフォーニエの加入でランドル、RJ、ローズの負担が減ると思うか→ 減ると思う。いずれにしても、昨シーズンThibsはもっとボールがまわるのを望んでいたと思うから、その点でファーストチームのプレーがスムーズになると思う。みんな成長したし、まとまりもあるから、一生懸命練習すれば、どんなことでも乗り越えられるだろう。
昨シーズン良かったことと今シーズンの課題→ 昨シーズンの良いところはディフェンスだった。今シーズンはオフェンスが進歩すると思う。小さなことだが、去年は30本しかスリーを打たなかった。でも今年はスリーポイントシューターがいるから、37−40本打つ必要がある。無理にスリーを打つという意味ではなく正しいシュートを打つこと。フリーならパスしないで打つこと。そしてボールをプッシュする。去年はランドルやバレットの為にボールをプッシュできていなかった。イージーシュートをするにはボールをプッシュしてフロアをオープンにすることが必要だ。
ってお話でした!
まとめ
ローズのお話を聞けば聞くほど安心感が出てきます〜。あまりに大人で頼りになる!ローズのインタビューをいつも聞いてるけど、よく「fill in」って表現を使ってるんです。意味は「埋める」。今回のインタビューでは「自分の仕事は必要なところを埋めること」っていう時に「fill in」を使ってます。でも実は必要なところを埋めるというより、みんなの足りないところやミスで作った穴まで全部ローズが埋めてくれたりするんですよね〜〜
そして「できるだけみんなの邪魔をせず自分は自分のするべき事をしながらスムーズに溶け込むようにした」って言ってるけど、いつでも「出過ぎないようにしてる」みたいな事言ってます。謙虚‥
みんなが「うるさいな」って思うような口出しは決してせず、でもみんなの足りないところを埋めて助けてくれるローズ。カッコよすぎ!!メディアに対してもいつも誠実に対応してくれるし、今日のインタビューではメディアデー最長の11分もお話してくれました。
ローズ、本当に戻ってきてくれてありがとう。今シーズンもよろしくお願いします‼
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