特に話題になる事があればニュースになるので、メディアウィークの選手インタビューはこれまで殆ど見なかったんだけど。。今季はサマーリーグもないし(=解説もない)、報道陣もコロナで気軽に練習見に行ったりできないから、わたしもZoomインタビュー見てみました!
先日はティボドーヘッドコーチの今後の方針やスタメンの決め方を聞きました。
そして今日は私が見たインタビューから、ちょっと気になった話と、選手の印象なんかをピックアップしてまとめてみます。
ミッチェル・ロビンソン
インタビューと聞いただけで「ミッチだいじょぶかな〜」って心配しちゃうけど、けっこう頑張ってた。
↓5分41秒ってなかなか長いです。下向いちゃってるけど。Good Job、ミッチ!
NBAにドラフトされる選手ってメディアとの付き合い方、インタビューの答え方とか大学で学ぶらしいけど(NBA行く選手は大学ではスターだからそんな機会もたくさんありますね)。。
ミッチは大学でバスケぜんぜんしないで、(最近は学歴にWestern Kentuckyとか書いてあること多いけど前は シャルメット・ハイスクールってゆーのも多かった。詳細は今はとばします)そんなこと習ってないから、ドラフト直後の対応でメディアに対して「ちょっと態度が悪くないか」とか「失礼だ」とか言われちゃってたんです。
ニックスがすぐに「彼はシャイでインタビューの経験も無い。これから勉強するからちょっと待ってて」みたいなかんじで説明。それからしばらくはレベッカ(ニックスのコートサイドレポーター)がミッチ担当みたいになってたし、ニューヨークの記者さん達もみんな暖かい目で見てたんだけど。
アウェイチームのレジェンドがそんな事知らずに話しかけ、あんまりぶっきらぼうだから「すっごいシャイで何も話さない」とか言ってるの何度か聞いたことある。最初の頃は本人も「会ったばかりで信用できない人に自分のこと話す必要ない」とか言ってて、それ聞いた時はわたしも「え〜〜っ」って思ったけど。まあ確かに‥
でもでも!プロになったからにはインタビューも仕事の一部。ミッチがキャンプ2日目のZoomインタビューではもっと頑張ってました。
内容としては2回分のインタビューまとめて
- 夏の間にたくさんランニングとジャンプシュートの練習してた
- 今季は機会があればジャンプシュートやスリーも打ってみるつもり
- 体重が240lbsから 250lbsに増えた
- (最近エージェント変えたんだけど)個人的な事だから今は話さない
- ノエルが来て、自分と同じサイズの人が居ることは練習でお互いのためになる
- ティボドーがプレーを止めるときはディフェンスの注意が多い。オフェンスよりディフェンスを重視するコーチ(みんな知ってるよ〜)
こんなかんじ。
ミッチの課題としてファールトラブル減らして出場時間を伸ばすってゆーのがあって。
でもその更に前。ドラフト直後のサマーリーグの頃とか。試合中何するのか分からずに、ペイントとスリーポイントラインを行ったり来たりして、最初の最初は誰とも接触しないからファールすらなかった時あった。。スクリーンもスカスカで、いつかイリーガル・スクリーン吹いて貰えるときがくればイイなーとすら思ってた(でも当時からとんでもない凄いプレーはたくさんあった!)。
で、昨シーズンだいぶ進歩しました!
↓それでこんな記事を書いたんだけど。。
やっと良いコーチ陣集まったから、今季もっとがんばってねー。
インタビューの内容のわりに話が長くなってしまった。。
エルフリッド・ペイトン
「ニックスがすっごいPGつれてくる。トレードだ!みたいな話ばっかり何度も聞かされて、もうウンザリじゃないですか?」みたいな厳しい質問にも
「自分ではどーしようもナイ事は考えても仕方ないし、そーゆーことと付き合って行くのも仕事の一部だから他の人の言うことは気にしない」と笑顔でサラっと答えられる、さすがベテラン。個人的にはプレーメイクのかんじ好きだしディフェンス素晴らしいけど、得点能力がもうちょっとあれば。。
って思いついてアシストまでのスタッツ改めて見てみた。もっと見たい人は↑リンク貼っておきました。うーん、いろいろ言いたいけどガードのフリースローは90%くらいがいいなー。やっぱりもうちょっと得点しよう!(すっごく話それてすみません)
ペイトンのインタビューで「その通り!」って思ったことあったのでまとめます。
↓興味あれば見てみてください
メディアデーのZoomインタビュー、1番最後の「昨シーズンから学んだことで、今シーズンにいかしたいことってありますか」って質問で、
ペイトンはdetails と discipline って言葉使ってたけど、
”細かいことにまで注意を払ってきちんと実行する。小さなことの積み重ねが大きな違いに繋がるから、練習で細かいところまできちんと詰めて、それを試合で実践して4−6点増やせれば違う結果を出せることがある”って言ってた。
確かに〜!昨シーズンもけっこう僅差で負けること多くて話題になった時期あったけど、僅差で’勝ったり負けたり’するんじゃなくて、僅差で’いつも負ける’ってことはそこに問題があるってこと。ペイトンの言うとおり細部まで丁寧に学んで、一つ一つを完璧なプレーにしてほしい!得点できるチャンスが来た時にホントに得点してこそやっと勝てるんだ!(フリースローはその代表かな)
ペイトンもベテランと言ってもまだ26歳。自分だってもっと進歩できるから頑張ってほしい!
トム・ティボドーHC
タイトルで「選手インタビュー」って言ったけどコーチ登場‼
キャンプ2日目までで、ティボドーHCがいろんな選手についてコメントしてるんで、ピックアップしてまとめます。
- ミッチェル・ロビンソン 伸びしろがすごくある。「今季スリーを打つか」の質問に、「フリースローが落ち着いてきたら、だんだん距離を伸ばせばいい」とコメント。ファールトラブルに関しては、テクニックを身に着けることで回避できる。
- オビ・トッピン オフェンス的にはリーグですぐに通用する。ディフェンスは勉強中。
- RJ・バレット オールラウンドなプレーヤーになってほしい。プレーメイクやディフェンスもできる選手になって、チームのリーダーになること。
- ケビン・ノックス いいシュートを打ったら入るけど、ムリなシュートをして外してる。いつもいいシュートが打てるようになれば問題ない。この2日間はすごく内容がある練習になってて良いシュートを打ってる。(ショットセレクションって難しい!)
今後トレードありますか
ティボドーHCへの「ニックスはまだキャップスペースがあるけど、レギュラーシーズンが始まる前にトレードとかで別の選手が来ると思いますか、このまま決定だと思いますか」という質問に、「コーチとして自分は今いる選手を伸ばすことにフォーカスする。チームにとってどんな良い機会があるかを見つけるのはレオン・ローズとフロントの仕事で、その仕事に終わりはないと思う。」ってことでした。
RJ バレット
キャンプ中のZoomインタビューでは自分の事でもなければニックスの話でもない、バレットのゴッドファーザー、スティーブ・ナッシュについてばかり聞かれてたけど「彼はコートの中でも外でもいつでもリーダーだったから、ネッツのHCになっても問題なくできると思う」と笑顔で答えられる優等生。さすが。体が強そうだし器用だし決定力もあってティボドーHCが期待するようにオールラウンダーの素質があると思う。NBAで長くプレーしていけそうだなって思ってすごく期待してるんです。
インタビューではオールルーキーチーム(1stと2nd両方)に選ばれなくってずいぶんがっかりしてるみたいだけど、RJのせいじゃないよ!チームが弱いから誰も何にも選ばれないんです。そういったことも含めてティボドーHCは「勝つことが大事」って言ってるんだと思います。
まだまだこれから。応援してます〜
まとめ
いくら書いても切りがない上にインタビューのビデオがどんどんアップされてくるので、この辺りで一度まとめます。
コーチ変わってばっかりだし選手の出入りも激しいから、ニックスで選手するのって精神的にも大変だと思います。でもここでニックスの組織の話をしてもしょうがないので。(これ始めたらもうエライことになってしまうから。。)
そして何年か前には、ニューヨークのメディアのせいで選手がダメになるんだ!なんて言われたこともありましたが、今回のZoomインタビュー見て、記者やレポーターのみなさん、すごくポジティブに優しく選手に接してるなって思いました。(名前を聞くと、今回参加してる人たちは日頃からニックスの試合を全部見てる人たちがほとんどだと思うけど)
今季わたしは、才能溢れる選手のみなさんが成長することだけにに専念できる環境になることをホントにホントに祈ってます‼‼
そーゆー環境を作ろうよニックス。。バスケのチームなんだからバスケに集中できる環境を〜‼
もうすぐプレシーズン始まる!
現地では今週の金曜、香港と日本では今週の土曜朝からプレシーズンが始まります〜‼
↓香港時間、NBAスケジュールリンクの他に日本時間のニックススケジュールも追加したから、見逃さないようにチェックを!
↓もっとニックス!
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