10月1日国慶節のデモ
香港は今日から4連休。10月1日(木)は国慶節でお休み。2日(金)は中秋節翌日でお休みです。
サウスチャイナ・モーニング・ポストによると、香港の民主派団体「民間人権陣線(民陣)」が1日のデモ行進の申請をしましたが、コロナの防疫措置の集団制限(現在4人まで)を理由に香港警察は不許可としました。これを受けて民陣はデモは行わないことにしたけど、抗議の意思を示すために1日には黒い服を着るよう呼びかけてます。同時に「過去の例では、デモ行進が不許可になっても抗議者の中には抗議活動を強行する者もいる」と言ってます。
公務員事務局のパトリック・ニップ局長は、「公務員の法律違反はぜったいに許されない。違反すれば停職になる」と公務員に法律違反の可能性があるデモへ参加しないよう呼びかけてます。中秋節は家でゆっくり家族と過ごすように、とも付け加えてます。
違法の集会に備えて、警察はこの6ヶ月間で最高の6000人を街に配置。抗議者が大量に集まるのを事前に阻止するため、早期介入する作戦だそう。
保安局は「警察は暴力的な行為はぜったいに容認しない。違法の集会には参加しないように」と呼びかけてます。
日本領事館からのお知らせメール
↓1日の違法な集会の可能性については、領事館が詳細をメールでお知らせしてくれました。
1 10月1日(木)の国慶節・中秋節にあたり、「民間人権陣線(民陣)」はデモ行進実施を申請し、警察は不許可としました。しかし、インターネット上では、民陣の計画していた14時以降、銅鑼湾(東角道)〜中環(遮打道)の時間・場所を中心に抗議活動参加への呼びかけが行われており、中には夕方・夜間や右以外の地域での抗議活動や暴力的活動、黒服着用等の呼びかけも見られます。
2 これを受けて、28日、香港政府保安局はプレスリリースを発出し、違法な活動に参加しないよう市民に呼びかけました。また、報道によれば、警察は体制を強化して当日の警備・取締りに当たる模様です。
3 最近の警察の取締りを見ると、抗議活動参加の意図がなくとも、その場に居合わせた者が抗議活動に参加していたと認識されて逮捕・拘束される事案も散見されます。
ついては、以下の注意点を改めて心がけるようにして下さい。
○TV、インターネット等で最新情報の入手を心がけること
○当日は、抗議活動が行われている場所には原則として近づかないこと
○集団制限令により公共の場での5人以上の集まりが禁止されていること、着衣の色や行動等に注意するなど、身の安全を確保すること
○万が一抗議活動に遭遇した場合には、極力落ち着いて行動すること。慌てて走って逃げたり、抗議者と同一方向に逃げたりせず、歩いて最寄りの小道や路地等に入るなどして、できるだけ抗議者から離れるよう心がけること
在香港日本国総領事館 香港における抗議活動に関する注意喚起(その10:10月1日(木)の抗議活動の可能性)
ライブニュースをアプリでチェック
↓外出先でも、テレビのニュースで「今のデモの場所」をチェックした方が良いですね。
↓アプリじゃないけど「今の場所」をチェック
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