最近コンクールでファツィオリを選んだ人が優勝した、とか入賞した、とか話題になるけど、まだまだ未知な事がたくさん。ファツィオリを弾いて入賞した人がYouTubeで「ファツィオリを弾いた人」って紹介されるくらいだから、ライブで日常的にその音を耳にできるのはいつになるんだろう、ってゆーかなんでこんなに一般的じゃないの〜?
って思って生産台数を調べてみた。
正確な数字を探すのは難しいけど、各ブランドのイメージをつかむ目安にもなるかな、と思い
「コンクールで選ばれることが多いメーカー各社」と「世界三大ピアノメーカー」の年間生産台数とこれまでの累計生産台数をわかる範囲でまとめてみました。
ピアノそのもののキャラの違いや歴史はさておき、今回はとりあえず流通しているピアノの台数を見てみようと思います。
ヤマハやカワイは圧倒的な生産台数を誇るけど、大量生産のアップライトピアノが多く含まれます。と同時にメーカーとしては近年は手造りの高品質コンサートグランドの生産にも力を入れてます。
ピアノの生産台数
ベーゼンドルファー、ベヒシュタイン、スタインウェイ アンド サンズは世界三大ピアノと言われてます。
2016年までの生産台数:出典
ファツィオリの累計生産台数を探ってみる
1982年 月2−3台
1988年 月7−8台
2001年 年150台生産できる工場の完成
ファツィオリ社史より
150台というのは工場のキャパなので、実際の生産台数ではないかもしれません。
ウィキペディアでは120台となってるし、130台と書いてある記事もみかけます。
いずれにしても2020年までの累計生産台数は5000台にも満たないと思われます。少ない〜‼
創業が1981年と歴史も浅く、この累計台数。中古も有るにはあるらしいけど、出会うのは難しいでしょうね〜。。新品でもなかなか見かけるチャンスがないのだから、広く一般に浸透するのは時間かかりそう。
まとめ
ファツィオリの主要国際コンクール参加歴は2010年から。
この少ない生産台数を見ると、コンクールに参加するほとんどの人がファツィオリで日頃から練習したりパフォーマンスしたりしてないと思うんだけど。。
それなのにシドニー国際コンクールではファイナルのコンチェルト12曲中9曲でファツィオリが選ばれたなんて、本当にファツィオリピアノの実力を感じます。
最近のこの活躍を見ると、今後どんどんファツィオリでの演奏を聴く機会が増えそうでワクワク!
こんなの作ってるし↓ さすがイタリアン。
ショパンコンクールで公式ピアノになったF278↓
今後の活躍がますます楽しみです〜
↓もっとファツィオリ!
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