ファツィオリのピアノ弾きました!

ファツィオリF212 -音楽・ピアノ

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タイムズスクエア(時代廣場)の楽器店Parsons Music 柏斯音樂へ行く

先日の「ファツィオリの音をみんなのコメントから想像する」って記事書いてて、やっぱり実際の音聴いてみたい!ってなって。お願いしに行こうとパーソンズ・ミュージックへ。

香港でメジャーな楽器店の一つがパーソンズ、Parsons Music 柏斯音樂でファツィオリとカワイの代理店です。(スタインウェイとヤマハの代理店はトム・リー、Tom Lee Music 通利琴行です。

銅鑼湾のタイムズスクエア14階にショールームがあり、そこにファツィオリが置いてあります。

いろいろ行き方ありますが、この行き方↓のエレベーターに乗ると14階へすぐ行けます

ファツィオリのピアノを弾く

パーソンズに到着〜

今日は試弾可能か聞いて、OKだったら予約でも。。と思い「ファツィオリ見てもいいですか〜」って言ったら、

「いいですよ。Take your time」って。。

「Take your time」って

それって今弾いてもいいってことですか?!

「どうぞ」って。心の準備が。。。

「今手ぶらなんだけど、こんど楽譜持ってきて弾いてもいいの?」と聞いたらそれもOK!

でもでも、せっかく今目の前にあるファツィオリ弾いてもいいって言ってくれてるんだから、ちょっと弾いた方がいいよねー、ここで帰るわけには〜とかもう頭のなかぐるぐるして、とりあえず「弾く前に手を洗います(基本)」とか言っちゃって。「トイレはあちらです」って言われて手を洗うわたし。

そして、そして。。。弾かせていただきました‼ 

弾いたのはこの2台↓↓ (写真はもらったパンフレットから)

ファツィオリF212
Fazioli F212
ファツィオリF183
Fazioli F183

。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

先日の「シドニー国際ピアノコンクール・ピアノ選び〜参加者は全部のブランドを弾く」を書いたあたりから、実はできるだけYouTubeとかでファツィオリの音を聞かないようにしてて。ホントはその音色にスゴく興味あったけど、もし弾く機会あったら、なんのイメージもナイまま弾いてみたいって思ったので。。(←実は弾く気まんまんか)

そしてその結果。。。。。この先は主観です

よく分からなかったんです〜。。まさかこんな事になるとは。。スミマセン

スタインウェイを弾いた時の「華やかで豪華〜」とか

ベーゼン弾いた時の「温かい音するな〜、独特!なんかしあわせ〜」とかそうゆう分かりやすいの無くて。。

じゃなんなの、と言えば、感想が無いわけではありません。

とにかく軽い。高音部から低音部まで細かい音がキレイに入る。

よく鳴る。どの音域も良く鳴ります。低音部にありがちな曇りもぜんぜん無い。思いっきり弾いてもすっきりと大きな音が出るし割れない。ちょっと録音してみましたが、録音でも割れてなかった。

ピアニッシモもムラなく弾きやすい

そう!弾きやすいんです。

この弾きやすさをなんと表現すれば良いのか。。音がすごく耳に入ってきて耳も弾きやすいけど指も弾きやすいってゆーか。。スラスラ弾ける感じが魔法のようです(練習しなくていい、とかそーゆんじゃないから。音がクリーンなだけに間違えればスゴく目立つ)。

じゃあ音のキャラは?ってゆーか、この音好きなのキライなの?って話になると。。もうちょっと時間ください〜みたいな。

なんか弾いたときの「指に新しい感覚」が多すぎて、そっちに「なんで、なんで」って忙しくって。音に慣れる時間がなかった!ファツィオリが新しすぎて消化不良なかんじとでも言いますか。

あとはショールームにはF183とF212の2台あって、両方を弾かせてもらったけど「印象」が全く同じ。それが不思議だったなー。同じピアノブランドでもピアノが変われば違う印象あったりするけど、その違いをぜんぜん感じなかった。(遠くで聞けば長い方(F212)が響きが断然あるらしい。まあ、当然といえば当然です。)

以上、ショールームでの突然の試弾の感想はとりあえずこれくらい。

「ファツィオリってこんなピアノです!」ってならなくってスミマセン。。

ファツィオリの音に慣れる

ファツィオリの音に慣れるためには聴くのみ!って事で、ここからはもうYouTubeするしかない。

↓やっぱりショパンコンクールで優勝したブルース・リウさんの演奏を聞かないと!

↓スタインウェイ、ファツィオリ、ベーゼンドルファーの弾き比べ。これけっこうショックだった。スタインウェイがこんなにファツィオリと違うとは。。

↓いつもファツィオリで演奏されてるアンジェラ・ヒューイットさんのドビュッシー

ピアノの音は国や地域、気候、調律、所有者のメンテナンスによって大きく変わります。

でも上↑の演奏聞いてみると、やっぱりパーソンズで弾いたファツィオリも同じ種類の音がする!

なんかファツィオリの音ってどんな音なのか少し分かってきたような。。

スタインウェイともヤマハともカワイとも確かに違うこのファツィオリの音がどんな風に誕生したのか知りたい!ますます興味でてきました。

お値段知りたい!

↓そんなファツィオリのピアノがいったいどの位のお値段なのか、やっぱり興味あります〜!↓

↓もっとファツィオリ!

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