本番に備えて,
↓緊張しすぎないように、対策したり。。
↓暗譜落ちしない為の準備したり。。
と、あんなに頑張ってきたのに!それでも事故が起きてしまった〜。。とかあるある。誰にでもあるある。
「あんなに練習したんだから大丈夫!」と自信を持つのは良い事だけど、もし本番中にアクシデントがあった時パニックになっちゃって、思った演奏が出来なくなってしまってはもったいない。
「コレしておけば最悪の事態は避けられそう」って私がいつも思っている、普段からできる心の準備や本番の為の練習、対策などをまとめてみました。
アクシデントは起こる
間違えずに弾けたらもちろん良いけど。小さなミスから大きな事故まで、もうね
「アクシデントは起こるもの!」と覚悟しておけば大丈夫って考えるようにしてるんです。そしたら後は対応するだけ。
本番中の対策
まずは本番中。はい、アクシデント起きました〜!そんなとき。。
止まらない
間違えた!時は「あっ」って心で思うだけにして
- 顔に出さない
- 何事も無かったようにそのまま続ける
戻らない
それでも途中で止まってしまった!どーしても指がどーにもならなかった〜!って時。その時も同じ。顔に出さずに続けます。大切なのは止まった時最初に戻らないこと。もし「そこ」から弾けなければ「次」から弾きます。
最初から弾き直して又同じところで止まってしまう人、何人も見てます〜。
「次に進む事」に集中
演奏を一度始めたら、絶対に音楽を止めてはいけません。パフォーマンスは聴衆の為にしているので、音楽の流れを切ってはいけないのです。
「あ、ちょっと間違っちゃった。。最初から弾き直そう〜」っていうの、ついやってしまいがち。でも「つい」をいつもやってると「クセ」になっちゃうんです。例え途中で間違えても、お稽古で先生の前で弾いてる時は先生が「ストップ」と言うまで。自宅で通しの練習をしている時は最後まで演奏を続けます。
これを日頃から習慣にしておくと、間違えた時も「どーしよう〜」って思う代わりに「次に進む事」に集中できます。
日頃から対策を
本番中の対策を頭に置きながら、アクシデントを減らす為に事前にできる事をまとめました。
弾き始めるところを決めておく
「あっ」と思って止まってしまった時にすぐ次に行ければ良いけど。。なんかスムーズに指が行けない。。思い出せない!って事だって有るかも。
そんな時の為に予め切りの良いところを見つけて、自分がスタートできる場所を曲中いくつか決めて練習しておきます。本当に止まってしまったら何事も無かったように素早く自分で決めた「そこ」から又弾き始める。この時は少し戻っても良いし、次からでもOKです。大切なのは演奏を出来るだけ切らないこと。
先生と「切りの良いところ」を相談しながら「行くのか戻るのか」一緒に決めるのも良いかも。
曲の最初を練習する
弾きだしてしまえば体が覚えていてスラスラ演奏できる事もあります。だから「弾きだす」為に最初の部分をよく練習しておきます。私は本番が近くなったら椅子に座るところから練習してます。
歩く→おじぎ→座る→準備→弾き始める
を繰り返し練習します。
曲の最後を練習する
途中どんなに滑ったり転んだり飛ばしたり、色々あっても。。最後さえ弾けば終われます。最後を忘れてしまうと、いつ席を立てば良いのか分からない。。とにかく最後「じゃ〜〜ん」と終われるように「締めの部分」を練習しておきます。
がっかりしない
曲中で間違えた時に「あんなに練習したのに。。今回はもうダメだ」とか「あ〜もったいない。もう少しこうしてれば~」とがっかりしたり後悔してると集中力が途切れます。
「何事も無かったように」って実践するの意外と大変。日頃から間違えた時こそ止まらず気持ちを切り替えて前に進む練習をしておくと本番を乗り切れそう。
まとめ
こんな風に、いろいろ舞台上で起こりそうなことを想定していつも練習していると、真っ白になって動けなくなっちゃう。。という事だけは回避できそうです〜。
オーケストラと違い、ピアノってステージでは一人。演奏を始めるのが自分なら終えるのも自分。何があっても前に進み続け、とにかく自分で最後までたどり着くしかないんですよね〜。
↓本番に備えてまずは部分練習をして
ある程度弾けるようになったら、意識的に「止まらず戻らず最後まで弾き切る練習」を取入れるのがオススメです。
↓音楽いろいろ
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