2月27日の感染者は26026人。亡くなった方は83名。テレビを見ていると、高齢者施設や病院で働く方たちの感染も増えていて人出不足が深刻なよう。最近寒かった香港。この寒さとコロナで亡くなった方たちが多く遺体安置所もほぼ一杯になっているというニュースもありました。
コロナ感染拡大が続く香港だけど、市民全員がコロナ検査を受けることに。他にも最近の政府の発表を領事館がまとめてお知らせしてくれました。
日本領事館からのお知らせメール
今回のお知らせは以下
- 全市民対象のコロナ強制検査
- 防疫措置の延長
- 学校の夏休みを前倒しする
2月22日(火)、香港政府は、全市民を対象とした義務的検査の実施、防疫措置の延長及び学校の夏季休暇の前倒しについて発表しました。
1 全市民を対象とした義務的検査の実施
3月に全市民を対象とした新型コロナウイルスの義務的検査(一人計3回)を実施する。市民は、出生年別に振り分けられた検査日程を確認後、予約システムを通じて検査の予約を行う。大人1人につき高齢者や子どもを2人まで同行させ、同時間帯に検査を受けることが可能。詳細は別途発表予定。
2 防疫措置の延長
現行の各種防疫措置を4月20日(水)まで延長する。更なる防疫措置の強化については、追って発表される予定。
3 学校の夏季休暇の前倒し
幼稚園、小学校、中学校(注:ノンローカル校及び日本でいう高校も含む)及びインターナショナルスクールの夏季休暇を3月と4月に前倒しする。
(香港政府プレスリリース:中文のみ)
https://www.info.gov.hk/gia/general/202202/22/P2022022200811.htm
香港入境及び日本入国に係る諸手続について、当館HPトップページにとりまとめて掲載しておりますので,渡航のご予定のある方は事前にご確認ください。
在香港日本国総領事館 新型コロナ(169:【香港情報】全市民を対象とした義務的検査の実施等について)
これからはラピッドテスト
2月25日、これまで強制検査が必要だった人は今後PCR検査の代わりにラピッドテストキット(Rapid Antigen Test (RAT) kits)で検査ができると政府が発表。これからはテストセンターに行く必要はありません。
政府の発表→ Government continues adopting risk-based testing strategy
ニュースの記事→ The STANDARD:Hong Kong replaces PCR tests with rapid antigen tests over compulsory testing
このニュース記事によれば、当局からの「強制検査のお知らせ」もキャンセルされて、代わりにラピッドテストキットが配布されるそうです。
こちらのニュースによれば
→ CHP cancels schedule testing after move to RATs
これまではラピッドテストで陽性反応が出たら、例えば唾液のサンプルを採取して提出。その結果で「陽性」と確定していました。
↓こーゆうボトルですね。でも今はこれもなかなか送ってもらえない状況だそうで‥
今後はラピッドテストで陽性になったら更に確認する必要はなく、その結果をオンラインで登録できるようにするそう。(これに関してはテレビのニュースで会見をやってるの見ましたが「まだシステムが出来ていないので1週間かそのくらい待ってください」って言ってました。お疲れさまです)
という事で現在、家でラピッドテストをして結果が陽性の人たちの人数はどこにも反映されていない状態だけど。このシステムができたら、より正確な「コロナ陽性ケース」の数が把握できるだろうとの事です。
政府が配布しているラピッドテストキットのリスト
今後、政府が現在配布しているキット以外にも「有効」なブランドが増えるか分かりませんが。。
政府が配布しているテストキットのリスト
↓こちらはHotgenのテストキット
全市民検査もこのラピッドテストになるのかはまだ発表がありません。感染が急拡大すぎて、あちこちで対応が追いついていないのが現状なので今後もいろいろ変更があると思います。その都度確認が良いですね。
↓コロナ関連サイトをまとめました。
↓コロナ、ワクチン関係の記事
↓もっと香港!
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