名前はロカス・ヨクバイティスという表記もあります
これまでニックスのサマーリーグが大変大変なことになって大変盛り上がってるお話してきたけど。。
豊作がすぎる今年のルーキーたち。。
25位のグライムスとか。。カッコいい
36位のマクブライドとか。。手長っ!
58位のシムズとか。。映えるSNSキング〜
そして、途中で帰っちゃったけど、もう一人いるんです〜!
ロカス・ホクバイティス (ヨクバイティス)
リトアニア出身20歳のコンボガード。リトアニアのチーム「ジャルギリス」で2017年からプレー。ニックスのサマーリーグ後は、スペインのFCバルセロナでプレーする予定。
↓プロフィールやドラフトエピソード、今後のスケジュールなどはこちら
アメリカに来る前のインタビューでは「今のところはヨーロッパが好き。これまであまりNBAに縁が無かったので、ドラフトされた今からはNBAについて真剣に考えることが出来る。自分はヨーロッパスタイルの選手だと思っていたので、変な感じがする」ってちょっと消極的で、NBAに対してあまりピンと来てないってかんじだったけど‥今回実際来てみて、楽しそうな姿やどんどん馴染んでく姿を確認できて嬉し〜!終始ニコニコ
若者さすが。バスケは世界共通語。
バスケIQが高い
サマーリーグでの成績
第2戦対ペイサーズ 9分3得点(FG 1-1)(FT 1-2)、アシスト1、スチール1
第3戦対レイカーズ 8分8得点(FG 3-4, 3pt 2-3)、リバウンド2、スチール1
第4戦対ピストンズ 12分8得点(FG 3-5, 3pt 1-2, FT 1-2)、リバウンド2、アシスト1、スチール2
3試合合計:29分19得点。シュート決定率70%(7−10)。スリーは3−5。って超効率!
この記事では→New York Post:Knicks’ second-round pick Rokas Jokubaitis returning to Spain
ロカスは「スピードがあり、スリーが打てて、ディフェンスもアクティブ」と評価。ニックスのフロントも「試合のペースをプッシュできる。ピック&ロールのスキルが良い。オフボールでのプレーもできて、スリーもある」と大絶賛で、サマーリーグの練習初日から彼の素晴らしいバスケIQにすごく感銘を受けてたそう。
バルセロナのコーチ
ロカスのジャルギリス時代のコーチはかつてインディアナ・ペイサーズでプレーしてた事もあるシャルーナス・ヤシケヴィチュス(Šarūnas Jasikevičius)カタカナ表記はWikipediaに合わせてます。シャルーナスは2020年からバルセロナのコーチをしています。ってことはロカスとはとても良く知った仲。
ジャルギリスはロカスに留まってほしくて、バルセロナと同じくらいの金額をオファーしたらしいけど、アメリカに来る前のインタビューでは「快適な環境から出てプレッシャーのある環境でプレーしてみたかった」「良く知っているバルセロナのコーチ、シャルーナスと何度かバルセロナの将来について話し合い、平均年齢30歳以上の現状から若返りを図りたいという事情があったこと、ACBでも(ロカスは)十分チャンスがあるとコーチが言ってくれたことでチャレンジしたいと思った」って言ってます。
そんな使命がある中、初めてのスペインでどこまでできるか自分を試すのも素晴らしい経験になりそう。今後の成長が楽しみです〜
ニックスのスカウト
今回ロカスをスカウトしたニックスだけど、今後ヨーロッパ選手にもっとフォーカスするために新しくスカウトを加えたというニュースが出てます。この記事によると→ New York Post:Knicks eye Spanish league guard Luca Vildoza for final roster spot、Knicks add new scout to have stronger presence in Europe
「ニックスは海外に住んでるフルタイムのヨーロッパ選手のスカウトを持つ数少ないNBAチームの一つ。東ヨーロッパで、より大きな存在感が必要だと感じたニックスは現在バルセロナに住んでいて今回ロカスをスカウトしたケビン・ウィルソン(Kevin Wilson)に加えシーズンに入るとインディアナ出身でセルビアを拠点とするアダム・タタロビッチ(Adam Tatalovich)を迎えた。
タタロビッチは以前ヒューストン大学のコンサルタントもしていて、グライムスがプレーしていたチームのコーチ、ケルビン・サンプソンとも親しい関係。今回グライムスについてもいろいろ調査した。
そしてタタロビッチは中国バスケットボール協会でコーチをしていたこともあり、中国とオーストラリアのスカウトも担当する」
ってお話でした。
う〜ん、今後も世界中から続々と優秀な選手がニックスにやってきそうな予感。。
まとめ
「すっごく上手くいけばニックスに残ることもある」って言ってくれたロカスだけど結局スペインへ。これはわたしの感想だけど、今回は彼の実力が足りなかったからスペインに行ってしまったのではなく、最初からそういうプランだったかなって思います。契約もその方が彼に有利らしいし、今のニックスにはガードたくさんいるし。
いずれにしてもロカス。今回は試合に出ればすぐ活躍!直ちにインパクト与えて「出来る」ところ見せてくれたし、何よりもいつも笑顔で楽しく過ごしてくれたみたいで良かった!
アメリカに来る前、本人はNBAのスピードやフィジカルをすごく気にしてたけど、わたし的にはサマーリーグレベルではロカスが見劣りするようには感じなかった。ポルジンギスもスペインリーグで「活躍すればするほど、ヨーロッパ中の大きくて重たいベテラン選手に超厳しく当たられるようになった‥それを見てるレフリーもぜんぜんファールをとってくれない‥けど負けずに頑張った」ってエピソードあるからね。ロカスもベテラン達に囲まれて戦いながらNBAの準備してくれるの楽しみにしてます〜
今後の課題は「ジムで鍛えて強くなること」ってメディアあちこちで言われてるし本人も言ってるけど。。そこを是非頑張って、それ以外も頑張って、もっともっと大きく成長していつかニックスに戻って来てくれるの待ってるよ〜〜
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