学校もワクチンバブル・接種可能年齢の引き下げ(5歳から)など〜日本領事館からのお知らせメール

コロナ1月25日2022−3 -香港

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政府が2月24日から「ワクチン・バブル」の対象施設を拡大して、適用することを発表しました。それを教えてくれた前回のメール。対象施設の詳細なども載ってます↓↓

日本領事館からのお知らせメール

その対象施設に学校も含まれていましたが、今回のメールは以下の詳細について教えてくれます。

  • ワクチンの接種可能年齢を5歳に引き下げる
  • 対面授業及び校内活動を停止
  • 全ての学校関係者にワクチン接種証明を提示することが求められる→ワクチンバブル(生徒は対象外)

学生さんの間でもコロナ感染が確認されて、対面授業からオンライン授業になってしまいました。

1月20日(木)、香港政府は、ワクチンの接種可能年齢を引き下げ、5歳から11 歳への接種を開始すると発表しました。

さらに、香港政府は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1月24日(月)までに中学(ノンローカル校及び日本でいう高校も含む)の対面授業及び校内活動を停止すると発表しました。また、教育局は全ての学校に対して2月24日(木)から実施する「ワクチン・バブル」について発表しました。

1 1月20日(木)、香港政府は、1月21日(金)からシノバック製ワクチン(コロナバック)の接種可能年齢を引き下げ、5歳から11 歳への接種を開始すると発表しました。1回目と2回目接種の間隔は 28 日以上あける必要があります。

また、復星医薬/BioNTech製のワクチン(コミナティ)については、予約を2月9日(水)から開始し、2月16日(水)から5歳から11 歳への接種が可能となります。1回目と2回目の接種の間隔は 12 週間あける必要があります。

なお、新型コロナウイルスワクチン接種の際は他のワクチン(インフルエンザ等)の接種日から最低14日間の間隔をあけることが必要です。

子供の新型コロナウイルスワクチン接種の際は、保護者が署名した同意書(https://www.covidvaccine.gov.hk/pdf/Consent_Form_for_COVID19_Vaccination_ENG.pdf) 、子供の写真付きのID(出生証明証や学校の生徒手帳)等の提示が必要となります。

(香港政府コロナワクチン情報サイト)

https://www.covidvaccine.gov.hk/en/

(香港政府プレスリリース)

https://www.info.gov.hk/gia/general/202201/20/P2022012000714.htm

2 1月20日(木)、香港政府は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、1月24日(月)までに中学(注:ノンローカル校及び日本でいう高校も含む)の対面授業及び校内活動を停止すると発表しました。停止期間は各学校の春節休暇が明けるまでとなります。また、非正規のカリキュラムを提供する私立学校(通称「tutorial schools」「補習學校」)は、全てのクラスの対面授業を2月7日(月)まで停止することとされています。この措置は、現在実施されている幼稚園及び小学校に対する措置と同じです。

(香港政府プレスリリース)

https://www.info.gov.hk/gia/general/202201/20/P2022012000644.htm

3 1月20日(木)、香港政府は、全ての学校を対象として2月24日(木)から実施する「ワクチン・バブル」について発表しました。2月24日(木)から、健康上の問題からワクチンを接種できない者を除き、全ての学校関係者(教員、スタッフ、訪問者等)が校内に入る際は最低1回のワクチン接種証明を提示することが求められることとなります。また、学校に直接雇用されている教員及びスタッフでワクチンを1回しか接種していない者は2月24日(木)から8週間以内(4月21日(木)まで)に2回目を接種することが求められています。健康上の問題からワクチンが接種できない者は、3日おきにPCR検査を受検する必要があります。なお、生徒は本措置の対象外となります。

(香港政府プレスリリース)

https://www.info.gov.hk/gia/general/202201/20/P2022012000766.htm

在香港日本国総領事館 新型コロナ(161:【香港情報】ワクチン接種プログラムの拡大、中学の対面授業の停止等)

市中感染が止まらない

連日市中でコロナの新たな感染者が確認されて、第5波が来たと言われている香港。ついこの間まで市中感染ゼロで安心・安全!と思っていたけど、12月31日に久しぶりに市中感染が発表されてから、あっという間に広まっています。

輸入ハムスターから感染とか、パキスタン籍の女性に関連したケースから感染が始まった葵涌邨や、下水からデルタ株とオミクロン株が見つかった黄大仙のアパートでの感染、そして感染経路が不明のケースも出てきて、香港のあちこちでロックダウンが続いています。大型マンションの葵涌邨は5日間のロックダウンで大変!25日のお昼のニュースではこれまでに226の感染者が確認されたと発表されてます。

参考記事:The Standard:Five-day lockdown for Kwai Chung residential block, none to leave until next week

↓文字で画面の横や下にいつも最新の発表が出てる

コロナ1月25日2022

ワクチン接種率

1月24日8pm時点の香港ワクチン接種率↓

  • 1回目 78.1%
  • 2回目 70.6%

これまで市中感染ゼロの安心感もあって接種が(政府が期待するほど)進んでいなかったけど、最近はオミクロン株の事やワクチン・バブルの影響で接種する会場も以前より混んでいるらしい。

コロナ1月25日2022−2

数字はこちらで毎日確認できます→ 政府コロナワクチンサイト

本土と隔離なしで往来したいけど

↓本土と隔離なしで往来したい香港

ボーダー再開に向けていろいろ準備してきたのに、これだけ市中感染が広がってしまうとすぐには難しそうです。参考記事→ 中国と香港の隔離なし往来、ビジネス関係者優先-林鄭行政長官 /香港、中国との隔離なし往来で規定公表-ビジネス優先も当初は限定的 /Business executives go first when China-Hong Kong border opens / THE ROAD TO REOPENING HONG KONG

先日強化された防疫措置が延長されていますが↓

今日テレビでニュースを見てたら林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が、「今の状況を考えれば、旧正月後すぐに緩和される可能性はとても低い。ワクチン接種がオミクロン株も含めたコロナから身を守る一番有効な手段」と言ってました。

お正月なのに離れ離れになってるご家族や、仕事で不自由してる皆さんは大変だし、一時帰国も簡単にはできない状況が続きます。早く収まってくれるのを願うばかりです。

↓ワクチン関連の記事はこちら

↓もっと香港!

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