予備予選に初日から参加してなかった上に聴く方で〜、聴き比べとかして同じ曲を何度も繰返し聴いてるもんだから↓
いつまでも参加者みなさんの演奏を聴き終わらないんだけど。。今回沢田蒼梧(さわだそうご)さんの演奏を聴いたところ!心に沁みすぎて又寝られなくなったので〜〜
プロフィールとか演奏とかを記念にまとめます!目次をクリックして好きなところから読んでください
沢田蒼梧 プロフィール
ピティナ・ピアノ曲事典の沢田 蒼梧 Sawada, Sohgoより引用します
「1998年生まれ。半田市在住。6歳よりマツイシ楽器ヤマハ教室でピアノを始め、山口延子・山脇一宏講師を経て、現在、関本昌平氏に師事。
2018年第73回ジュネーブ国際音楽コンクールにおいて最年少ベスト16入選。
2017年3月高校卒業記念初ソロリサイタル以来、医学部生活と両立しながら、既に6回のソロリサイタルを開催するなど、精力的な演奏活動を行なっており、その活動は新聞やテレビの密着取材を受けるなど、多くのメディアで取り上げられている。
ピティナ・ピアノコンペティション全国決勝大会においてB級銅賞・C級金賞・D級ベスト賞・Jr.G級銅賞・G級金賞及び東京都知事賞、読売新聞社賞、ヒノキ賞、洗足学園前田賞受賞。福田靖子賞選考会第4位。全日本学生音楽コンクール全国大会中学校の部第2位。エトリンゲン国際青少年ピアノコンクール(ドイツ)入選。仙台国際音楽コンクール出場。アロハ国際ピアノフェスティバル(ハワイ)招待参加。これまでにポーランドシレジアフィルハーモニー交響楽団・山下一史氏指揮中部フィルハーモニー交響楽団・大府市楽友協会管弦楽団と共演。
東海中学校・高等学校を6年連続首席で卒業。東海中学卒業時に浄土宗門主賞、東海高校卒業時に学校賞受賞。名古屋大学医学部医学科3年生。」
2015年にピティナコンペで金賞を受賞された時の演奏のYouTubeです↓
PTNA2015コンペ全国決勝/G級 金賞 沢田蒼梧 ショパン/バラード第1番 ト短調 Op.23
この2015年の演奏も十分ステキだけど、今回の予備予選の演奏を聴くと。。なんかとっても深くなってて。時間をかけて準備されてきたんだなって思いました〜
沢田蒼梧 予備予選
演奏
11.30 – 12.00 SOHGO SAWADA (Japonia / Japan)
https://chopin2020.pl/en/competitors/…
- Mazurka in G major, Op. 50 No. 1 (01:46:30)
- Mazurka in C sharp minor, Op. 50 No. 3 (01:48:58)
- Etude in G flat major, Op. 10 No. 5 (01:54:32)
- Etude in B minor, Op. 25 No. 10 (01:56:15)
- Nocturne in D flat major, Op. 27 No. 2 (02:01:20)
- Ballade in G minor, Op. 23 (02:07:15)
もうね、どれもこれも。。ぜんぶロマンチック〜!!
演奏中に動画の横に出るチャット‥前もちょっと言ったけどなかなか的を得ていて読んでて面白い!「う〜ん、みんななかなか。。うん、鋭い!」なんて思わず文字に頷いちゃいながら聴いてます。
今回は「Chopin!」って文字が多かったかな。わたしも演奏聴きながら、ホントにショパン〜って気持ちになりました。技術もすばらしいけど、音と音の間の音楽がすごい!どのつながりも丁寧に埋めてあって、流れの美しさったら〜。そしてとってもデリケートな音で。ときどきすぐ隣で話しかけられてるのかって思うフレーズとかあってドキっとしました。遠くにいるのかと思ったら、すぐここに!みたいな。ショパンの繊細なかんじ、ちょっと影があるかんじ、天才なかんじが次々現れては消え。。ステキでした。演奏後拍手がやまず、もう一度ステージに出てきてくれました!
バラード1番は「すばらしい」という演奏を絶賛してる種類のチャットの他には「パワーが足りない」「静か」「おとなしい」などのチャットも見かけました。わたしは2015年の演奏を聴いてみると、そこが今回の沢田さんの解釈なのかも、って思ったんですがどうでしょう。わたしはパワーが足りないと思うよりは、かえって「美しい」と感じました。沢田さんのもっと色々な演奏を聴きたいです!
演奏後インタビュー
沢田さんの演奏後のインタビューです。「自分の中では納得いくものが出来たと思う」けど「もっといろいろできたなって後悔は少しあります」っておっしゃってます。え〜!これ以上の演奏があるのだったら是非聴きたいです〜!一次予選出場も決定したので次が楽しみです。
師事している先生
こんな解釈をする方はどんな先生に師事しているんだろうと思って調べてみました。
プロフィールにも「関本昌平氏に師事」とありますが、沢田さんは高校生の頃から関本氏のレッスンを受けているそうです。関本氏は2005年第15回ショパンコンクールで4位に入賞した方です(この時の優勝はブレハッチ)。Wikipediaによると「2009年よりNYに移住」現在は「NYより日本へ拠点を移している」とありますが、素晴らしい日本人ピアニストの方が日本でピアノを教えてくださるって本当にありがたい事だと思います。
↓進藤実優さんも師事してたことがあるようですね。
まとめ
沢田さん、予備予選通過おめでとうございます!10月にもっと沢田さんのショパンが聴けると思うとワクワクです〜
↓予備予選通過された方のリストとコンクール課題曲一覧はこちら
↓予備予選免除で1次予選から参加の方もいます!牛田智大さんとか
シモン・ネーリングさんとか
↓ショパンコンクールのプロモビデオがカッコいい‼
バラード1番を聴き比べ
そして!前回はバラード2番の聴き比べをしましたが、沢田さんがバラード1番を演奏してらっしゃるので、せっかくだから今回はこのバラード1番の聴き比べを〜!豪華すぎる〜
牛田智大さんの演奏
第17回ショパンコンクールでの小林愛実さんの演奏
追記:沢田蒼梧 第18回ショパンコンクール全ステージ動画リンク
その後、10月のショパンコンクールで今思い出してもうっとりする演奏をして下さった沢田さん。演奏動画のリンクを追記しました!
1次予選
21.00 – 21.30 SOHGO SAWADA (Japonia / Japan)
- Ballade in G minor, Op. 23 (4:05:15)
- Nocturne in D flat major, Op. 27 No. 2 (4:15:25)
- Etude in G sharp minor, Op. 25 No. 6 (4:21:13)
- Etude in C sharp minor, Op. 10 No. 4 (4:23:38)
2次予選
17.40 – 18.20 SOHGO SAWADA (Japonia / Japan)
- Andante spianato and Polonaise in E flat major, Op. 22 (59:37)
- Waltz in F major, Op. 34 No. 3 (1:14:24)
- Barcarolle in F sharp major, Op. 60 (1:17:30)
- Scherzo in B flat minor, Op. 31 (1:27:03)
第18回 審査結果・審査員の採点表
第18回では素晴らしい演奏を披露してくれた沢田さん。採点表が公表されました!得点やYes/Noの%など参加者ごとの詳細を見ることができます
↓ショパンとかファツィオリとかABRSM英国王立音楽検定とか
コメント
私も同感です。
沢田さんのピアノ、素晴らしかったです。
バラード1番も親しみやすい演奏でした。丁度私もバラード1番練習しているので、きけて嬉しかったです。
小林さん、反田さん、角野さんの演奏も、貴方のブログから聴かせてもらいました(^○^)
沢田さんのプロフィール、まとめてくださりありがとうございますm(__)m やはり凄い経歴の持ち主だったんですね。
私も10月からの演奏が楽しみです。
貴方のブログも楽しみにしています。
コメントありがとうございます。自分のためにまとめたような記事がお役にたったのでしたら嬉しいです!!このショパンインスティチュートのYouTubeは本当に素晴らしい先生ですよね。
こんな時代が来るなんて夢のようです。おかげで沢田さんの演奏にも出会えました。
これからも、ビデオを聴き進めて少しずつまとめていきたいと思っていますのでよろしくお願いします。
バラード1番練習してらっしゃるんですか。仕上がりが楽しみですね。頑張ってください〜♡