↓ショパンコンクール関連記事のリスト
↓最近全然見かけなくなったユンディがテレビのトークショーに出てるのをYouTubeで発見!といっても私の発見が遅すぎて番組は2018年12月のよう。
*ユンディを発見!と言いながら動画が削除されているようですみません〜。↓ユンディのテレビ出演の動画削除についてはニュースを調べて記事にしましたので、こちらをご覧ください
なんか、わたしのヨチヨチ北京語でもうっすら、うっすーーくわかるかも!字幕もわかる!
ユンディ、やっぱりスーパーピアニストから芸能人になってしまったのか。。
ユンディ・リ 〜ショパンコンクール優勝からの変遷
2000年第14回のショパン国際ピアノコンクールで見事優勝したユンディ。
その前2回の大会は該当者ナシだったから、15年ぶりに優勝者出た!って大騒ぎだったんだけど、そーゆう快挙なユンディはもう戻ってこないのでしょうか??
ショパンコンクールって
5年に一度ワルシャワで開かれるショパンコンクールって、ピアノコンペの中では、最高峰の権威を誇ってて、ここで優勝するのはホントに大変です!(他が簡単という意味ではありません、決して)
だって選曲はショパン一本。何選んだってあまりに有名な曲だから審査員もそれ以外の人も、世界中がすみずみまで知っている。逃げも隠れもできない中、自分のショパンを追求していくしかないのです。。
1985年以来の優勝者
そんな中、ユンディは1985年のスタニスラフ・ブーニン以来久々の一位(その間は該当者ナシ)。コンクール史上最年少の18歳で待望の初中国人。もう世界中でブレイクするしかないに決まってます!
中国のキムタクと言われて当時は日本でもひっぱりだこでした
ショパンコンクール優勝後のユンディ
優勝の後はドイツに留学してしばらく修業にいそしんでたんだけど、そしてその頃の演奏は本当に素晴らしかったんだけど。。
その後は。。ピアノじゃない事で忙しくしてた時期もあった。。
当時ユンディは譜読みが遅いと言われてて(ようは取り掛かってないんだと思うけど)コンサートのプログラムもなかなか決まらない。当日になって曲が変更になった事もあったな〜。わたしは彼の香港でのほとんど全部のリサイタルに行って、握手までしたことあって期待してたんです〜!
演奏中のミスも多く、コンサートのレビューは批判が多かった。。ここでは引用しませんが‥
2014年の香港コロシアムでのコンサートに行った時はマイケルジャクソンみたいな衣装で、会場ではペンライトとか光ってて、弾いてる曲こそクラシックだったけど、その空間は完全に芸能人アイドルのノリ。。(ランランは昔ここで花火打ち上げてたんだけど。因みに会場は室内です)
でもほとんどの演奏は良かった、と当時の私がレビューしてます(失礼)。
頂き物のチケットだったし、その頃のユンディは評判もさんざんで期待値が低かったからかもだけど。でもすっごく沢山の曲を弾いて頑張ってたの思い出します。ユンディの音はホントにキラキラしてるから〜
実はユンディは2015年ショパンコンクールで史上最年少審査員に選ばれて。だからちょうどその前で、気合入ってたときだったのではないかと思います。
しかしっ、ユンディは反省しないのだ。
せっかく世界が「やっぱユンディさすがなのか?」って思ってきたところだったのに、審査員になっても5年に一度しかないコンクールを3日間も欠席してブーイング。その理由がまた「友達の結婚式でピアノ弾くからー」って超プライベートな事と分かってさらにブーイング!
ゴシップばっかりのアーティストになっちゃって、でも最近ではそのゴシップすらあんまり聞かないからなんか寂しい。
留学経験もなくピアノばかり弾いていた少年がいきなり名声!になって「キムタク」って言われたらあそんでしまうのもムリないのかな。
よく考えれば、優勝以前の留学経験がないのにショパンコンクールで優勝するってスゴいことです!中国の教育や人材の層の厚さを感じます。
どんな経験もムダにならないのが芸術だから、そろそろまたピアノと向き合って若い頃とはまた違った素敵な演奏してほしい!
ユンディ動画「ショパン スケルツォ No.2 Op.31」
ショパンコンペのユンディといえばやっぱり「スケルツォの2番」かな↓↓ ステキ
↓第18回の優勝者はブルース・リウさん
↓最近のユンディ
↓ランランのバッハがバッハで素敵だった〜
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